文春新書 --
間宮厚司 /著   -- 文藝春秋 -- 2003.8 -- 18cm -- 214p

資料詳細

タイトル 万葉集の歌を推理する
シリーズ名 文春新書
著者名等 間宮厚司 /著  
出版 文藝春秋 2003.8
大きさ等 18cm 214p
分類 911.124
著者紹介 1960年東京生まれ。学習院大学大学院博士後期課程単位取得後、鶴見大学助教授を経て、現在、法政大学教授。日本語学専攻。90年「「おもろさうし」の係り結びについて」で第12回沖縄文化協会金城朝永賞受賞。著書「万葉難訓歌の研究」、共著「暮らしのことば語源辞典」等。
内容紹介 昔から諸説紛々であった柿本人麻呂の「ささの葉は」の歌の訓み方と解釈について、文字や言葉づかいに注目し、多くの類例を取り上げて論理的に実証。他に、難訓歌・類歌に関する鮮やかな考察も収録。
要旨 柿本人麻呂の「ささの葉は」の歌の訓み方と解釈については、昔から諸説紛々であった。笹山の風景は美しかったのか、暗かったのか?人麻呂の心は乱れていたのか、思い詰めていたのか?それらの問題を、文字や言葉づかいに注目し、多くの類例を取り上げて論理的に実証する。千年以上も謎だった恋の真相が、ここに明らかに。他に類歌・難訓歌についての鮮やかな考察四篇を収録。
目次 第1章 人麻呂の「乱友」は諸説紛々―妻と別れて一人ゆく笹山(「友」字はドモと訓む;トモとドモに呼応する助動詞と助詞 ほか);第2章 「宿り悲しみ」と「廬り悲しみ」―波が騒ぐ川岸の旅愁(様々な解釈;万葉人にとってのサワク ほか);第3章 「忘れかねつる」と「忘らえぬかも」―潮のように満ちる恋心(近年の研究;万葉人にとっての恋 ほか);第4章 「生けりともなし」と「生けるともなし」―妻をなくした男の茫然(上代特殊仮名遣いとは;イケリトモナシの解釈 ほか);第5章 難訓「邑礼左変」に挑む―これを何と訓むか?(「左変」はサカフ;「邑」はクニ ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-16-660332-9
書誌番号 1103059449

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
都筑 公開 Map 911.1 一般書 利用可 - 2030435691 iLisvirtual