ジャン=ピエール・ジェラール /著, 石橋春男 /共訳, 関谷喜三郎 /共訳, 栗田善吉 /共訳   -- 慶応義塾大学出版会 -- 2003.8 -- 19cm -- 154p

資料詳細

タイトル 雇用・利子・収益率とジェラール曲線
著者名等 ジャン=ピエール・ジェラール /著, 石橋春男 /共訳, 関谷喜三郎 /共訳, 栗田善吉 /共訳  
出版 慶応義塾大学出版会 2003.8
大きさ等 19cm 154p
分類 331.19
件名 経済分析
注記 Employment,interest,& profitability./の翻訳
著者紹介 【ジェラール】元フランス中央銀行金融政策委員会委員、Club des N゜1 Mondiaux Francais a` I’Exportation会長。
内容紹介 雇用・実質利子率・収益率の関連を表す「ジェラール曲線」を初めて紹介し、日本経済の当面する諸問題をひとつのフレームワークで説明する。デフレ脱却を模索する日本にも、きわめて示唆に富んだ1冊。
要旨 本書で紹介する「ジェラール曲線」分析は、雇用、実質利子率、および収益率の関係を表すものであり、企業のリストラや海外進出とそれによる産業の空洞化、失業の増大、さらには政府・日銀の進める構造改革や金融政策など、日本経済の当面する諸問題を一つのフレームワークで説明してくれる。また、そこから導かれる政策的議論は、フランスを対象としたものであるが、デフレからの脱却を模索する日本にも当てはまるものであり、とくに公的部門についての指摘は、きわめて示唆に富んでいる。
目次 第1章 経営者の行動、実質利子率、および収益率(収益率と実質利子率;企業の経営者たちはどのように行動するのか);第2章 雇用と収益率の理論的関係(収益率‐雇用曲線の作図;曲線の形状;理論の構築;曲線の意味);第3章 理論の検討(曲線の形状;実質利子率;公的部門の収益率と曲線の形状);第4章 雇用、金融問題、および財政(雇用、収益率、および金融政策;雇用政策と収益率‐雇用曲線);第5章 経済構造への影響(ドイツ型資本主義対イギリス・アメリカ型資本主義、問題は金利なのか;実質利子率の上昇はイギリス・アメリカ型資本主義の利点である)
ISBN(13)、ISBN    4-7664-0973-6
書誌番号 1103059987

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