防災学講座 --
京都大学防災研究所 /編   -- 山海堂 -- 2003.9 -- 22cm -- 139p

資料詳細

タイトル 地盤災害論
シリーズ名 防災学講座
著者名等 京都大学防災研究所 /編  
出版 山海堂 2003.9
大きさ等 22cm 139p
分類 511.3
件名 土質力学 , 災害予防
注記 索引あり
要旨 第1章では、地すべりの定義から始まり、地すべりの分類とそれらの多様なメカニズムについて解説した。とくに、地震時に発生する地すべりの研究からわかった「すべり面液状化」について詳細に説明し、多くの被害を与えてきた高速長距離運動する地すべり現象のメカニズムについて論じている。さらに、1999年広島災害など斜面崩壊が土石流化して発生する「崩壊誘起土石流」について、モデルと実験を紹介した。これらの現象は都市周辺で発生すれば深刻な被害が発生しており、今後の斜面災害研究の進むべき方向を示したものである。また第2章では、土石流の基礎から述べ、発生のメカニズム、流動のメカニズムについて理論、実験と現場の比較を通して説明し、氾濫・堆積シミュレーションの進歩とハザードマップ、対策工や避難誘導の研究の紹介を行い、土石流研究の現状と将来展望を説いている。さらに第3章では、1964年の新潟地震災害から1995年の兵庫県南部地震までの地震で発生した主要な液状化現象による被災事例やクイッククレー、クイックサンド現象とそのメカニズムを解説し、さらに液状化の発生メカニズム、発生予測法の研究の進展、ハザードマップ作成技術の進展について論じ・
目次 第1章 地すべり・斜面崩壊災害(地すべりの種類;地すべりのメカニズム;地震による地すべりとすべり面液状化現象 ほか);第2章 土石流災害(土石流および土石流災害;土石流発生のメカニズム;土石流の流動メカニズムと土石流の分類 ほか);第3章 地盤の液状化(液状化による被災事例;液状化するクイックな土;液状化の予測法 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-381-01440-5
書誌番号 1103062689

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