一九五〇年代台湾白色テロ、一受難者の手記 --
陳紹英 /著   -- 秀英書房 -- 2003.9 -- 20cm -- 322p

資料詳細

タイトル 外来政権圧制下の生と死
副書名 一九五〇年代台湾白色テロ、一受難者の手記
著者名等 陳紹英 /著  
出版 秀英書房 2003.9
大きさ等 20cm 322p
分類 289.2
個人件名 陳紹英
著者紹介 1925年台湾生まれ。38年大阪に渡り、鉄工所で働きながら商業学校に通う。43中野中学を経て専修大学夜間専門部に進む。45年台湾に帰る。青年団活動や糖業生産合作社運動に打ち込む。50~63年無実のまま懲役刑に服す。その後、経済調査機関を主宰。
内容紹介 日本敗戦後、台湾全土に吹き荒れた国民党独裁政権の無差別で徹底した弾圧。新台湾建設の夢半ばにして「祖国」に裏切られ、罪なくして絶海の監獄島・緑島につながれた一台湾青年が目撃した地獄と心の軌跡を綴る。
要旨 日本敗戦後、台湾では国民党独裁政権による、異民族に勝るとも劣らざる徹底した弾圧と粛清の嵐が吹き荒れ、多くの前途ある青年たちが無惨に葬られた。新台湾建設の夢半ばにして「祖国」に裏切られ、罪なくして絶海の監獄島・緑島に繋がれた一台湾青年の心の軌跡をつづる。台湾現代史の失われた環、四〇年近くにおよぶ反共戒厳令体制下に行なわれた、閉ざされた恐怖政治、国家暴力の実態を明らかにする。
目次 第1章 故郷、そして時代;第2章 異郷の暮らし;第3章 真理を模索して;第4章 戦争と平和;第5章 「祖国復帰」の現実;第6章 特務の爪牙にかかって;第7章 白色テロの日々;第8章 台湾収容所群島
ISBN(13)、ISBN    4-87957-140-7
書誌番号 1103062835
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103062835

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