化学と過ごした私の少年時代 --
オリヴァー・サックス /著, 斉藤隆央 /訳   -- 早川書房 -- 2003.9 -- 20cm -- 386p

資料詳細

タイトル タングステンおじさん
副書名 化学と過ごした私の少年時代
著者名等 オリヴァー・サックス /著, 斉藤隆央 /訳  
出版 早川書房 2003.9
大きさ等 20cm 386p
分類 289.3
個人件名 サックス,オリヴァー
注記 Uncle Tungsten./の翻訳
著者紹介 【サックス】1933年ロンドン生まれ。オックスフォード大学卒業後、渡米。脳神経科医として診療を行なうかたわら、著述活動を展開し、優れた医学エッセイを発表。
内容紹介 「レナードの朝」などの医学エッセイで世界的に知られる著者が、初めて自らの少年時代を語る。豊饒なる記憶を通じ、科学者としての原点と、「センス・オブ・ワンダー」の素晴らしさを伝える珠玉のエッセイ。
要旨 「タングステンこそ理想的な金属だ」と、その根拠を力説してくれたおじ、遍在する数の法則を語るおば、真摯に働く医師の両親、発狂してしまった兄。強烈な個性がぶつかりあう大家族にあって少年サックスが魅せられたのは、科学のなかでも、とりわけ不思議と驚異に満ちた化学の分野だった。手製の電池で点けた電球、自然を統べる秘密を元素の周期表に見いだしたときの興奮、原子が持つ複雑な構造ゆえの美しさなど、まさに目を見張るような毎日がそこには開けていた…だが、化学の魅力は、実験で見られる物質の激しい変化だけではない。キュリー夫妻ら、研究に生涯を捧げた人々の波瀾万丈のドラマもまた、彼にとってまばゆいばかりの光芒を放っていたのだ。敬慕の念とともに先人の業績を知るにつれ、世界の輝きはいっそう増してゆく。豊饒なる記憶を通じ、科学者としての原点と、「センス・オブ・ワンダー」の素晴らしさをあますところなく伝える珠玉のエッセイ。
目次 タングステンおじさん―金属との出会い;「三七番地」―私の原風景;疎開―恐怖の日々のなかで見つけた数の喜び;「理想的な金属」―素晴らしきタングステンとの絆;大衆に明かりを―タングステンおじさんの電球;輝安鉱の国―セメントのパンと鉱物のコレクション;趣味の化学―物質の華麗な変化を目撃する;悪臭と爆発と―実験に明け暮れた毎日;往診―医師の父との思い出;化学の言語―ヘリウムの詰まった気球に恋して〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-15-208517-7
書誌番号 1103064884

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
金沢 公開 Map 289/サ 一般書 利用可 - 2029937861 iLisvirtual