儒家の理想に憑かれた男 -- 白帝社アジア史選書 --
東晋次 /著   -- 白帝社 -- 2003.11 -- 19cm -- 330p

資料詳細

タイトル 王莽
副書名 儒家の理想に憑かれた男
シリーズ名 白帝社アジア史選書
著者名等 東晋次 /著  
出版 白帝社 2003.11
大きさ等 19cm 330p
分類 289.2
個人件名 王莽
注記 文献あり
著者紹介 1944年三重県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程満期退学。愛媛大学教育学部講師・助教授を経て、現在、三重大学教育学部教授。
内容紹介 前漢を奪うようにして新の皇帝となった王莽。しかし、彼は根っからの悪逆非道な簒奪者だったのか。本書は「聖」をキイワードに、儒家理念の権化の如く生きた男の生涯を克明に辿り、その実像を浮かび上がらせる。
要旨 前漢王朝を奪うようにして「新」の皇帝となった王莽。その王朝は次の後漢王朝によった負の役割をになわされ、王莽自身も悪者のレッテルを貼られて2000年にわたって非難され続けてきた。しかし王莽ははたして根っからの悪逆非道な簒奪者だったのだろうか。本書は、「聖」をキイワードに、前漢と後漢の狭間を儒家理念の権化のごとく生きたこの男の生涯を克明にたどることによって、その実像を浮かび上がらせる。我が国における初めての本格的な王莽伝。
目次 生い立ちと王氏一族;青春の屈折;大司馬となる;失意の日々;京師への帰還;元后と共に;呂寛事件;宰衡の称号;摂皇帝となる;皇帝位に即く;新王朝の諸政策;匈奴単于の怒り;諸政策の破綻;豪族・民衆の反叛;長安城の落日
ISBN(13)、ISBN    4-89174-635-1
書誌番号 1103081597
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103081597

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