長野晃子 /著   -- 草思社 -- 2003.11 -- 20cm -- 261p

資料詳細

タイトル 日本人はなぜいつも「申し訳ない」と思うのか
著者名等 長野晃子 /著  
出版 草思社 2003.11
大きさ等 20cm 261p
分類 361.5
件名 文化 , 日本 , 民話
著者紹介 1938年生まれ。中央大学大学院文学科仏文学専攻博士課程満期退学。76~77年フランス国立リヨン第三大学客員助教授、87~88年フランス国立ストラスブール人文科学大学客員教授。現在、東洋大学社会学部教授。
内容紹介 日本人の罪悪感には理由がある。欧米の民話と日本の類似した話を比較して、日本人の心の中にインプットされた自責の念の深さをあぶり出す意欲的な文明論。「日本=恥の文化」の図式を覆す瞠目の書。
要旨 日本人はちょっとしたことでも「申し訳ない」と思う国民である。だから相手に明らかな非があっても、自分にもある程度は責任があるというような場合には、相手をうまく責めることができない。自責の念が邪魔をするのだ。なぜ日本人はこうなのか。本書では欧米の民話と日本の類似した話を比較して、日本人の心の中に根深くインプットされた自責の念の深さをあぶり出す。『菊と刀』によって日本人に刷り込まれた「日本=恥の文化」の図式を覆す瞠目の書。
目次 第1部 自分に裁かれる日本人と神に裁かれる欧米人(日本は罪の文化だ;民話にみる罪の意識のちがい;裁くのは神か自分か;罪の意識と罪の知識 ほか);第2部 日本人の遵法精神はどこからくるのか(忠臣蔵を取り巻く歴史;欧米人はなぜ忠臣蔵を理解できないのか;忠臣蔵に込められた日本人の価値観;喧嘩両成敗が理解できない欧米人 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-7942-1266-6
書誌番号 1103089232

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 361.5/633 一般書 利用可 - 2054141559 iLisvirtual