恋する宮廷 -- 中公新書 --
高橋睦郎 /著   -- 中央公論新社 -- 2003.12 -- 18cm -- 229p

資料詳細

タイトル 百人一首
副書名 恋する宮廷
シリーズ名 中公新書
著者名等 高橋睦郎 /著  
出版 中央公論新社 2003.12
大きさ等 18cm 229p
分類 911.147
著者紹介 1937年福岡県生まれ。福岡教育大学卒。詩人。著書、詩集「兎の庭」、句歌集「稽古飲食」、「詩人の食卓」「十二夜」「読みなおし日本文学史」「百人一句」ほか多数。
内容紹介 鎌倉時代初期、藤原定家によって編まれた「百人一首」。優れた作品は、後世の読みによって輝きを増す。現代詩の第一人者が、海外の詩歌にも想いを馳せながら、百首について、豊かな読みの可能性を示す。
要旨 鎌倉時代初期、藤原定家によって編まれた「百人一首」は、カルタとしての普及もあって、私たちが最も親しんでいる和歌のアンソロジーである。時代ごとにさまざまな読まれ方を許容する奥深い世界は、現代においてもまた、今日ならではの社会環境や情報の上に立った読みを可能にするはずである。本書は、現代詩の第一人者が、海外の詩歌にも思いを馳せながら、百首について、豊かな読みの可能性を示すものである。
目次 秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ(天智天皇);春すぎて夏来にけらし白砂のころもほすてふ天のかぐ山(持統天皇);あしひきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む(柿本人麻呂);田子の浦にうち出てみれば白砂の富士のたかねに雪はふりつつ(山部赤人);おくやまにもみぢ踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋はかなしき(猿丸大夫);かささぎのわたせる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞふけにける(中納言家持);あまの原ふりさけ見れば春日なる御蓋の山にいでし月かも(安倍仲麿);わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり(喜撰法師);花のいろはうつりにけりないたづらに我身世にふるながめせしまに(小野小町);これやこの行くも帰るも別れてはしるもしらぬもあふ坂の関(蝉丸)〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-12-101725-0
書誌番号 1103100906

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 911.14 一般書 利用可 - 2031214150 iLisvirtual
公開 Map 911.1 一般書 利用可 - 2031315355 iLisvirtual
港南 公開 911.1 一般書 貸出中 - 2067814331 iLisvirtual
港北 公開 Map 911.1 一般書 利用可 - 2031233243 iLisvirtual
山内 公開 Map 911.1 一般書 利用可 - 2031238512 iLisvirtual
戸塚 公開 Map 911.1 一般書 利用可 - 2046889030 iLisvirtual