21世紀日本のエネルギーシステムの選択 --
田中俊六 /著   -- オーム社 -- 2003.12 -- 22cm -- 320p

資料詳細

タイトル 省エネルギーシステム概論
副書名 21世紀日本のエネルギーシステムの選択
著者名等 田中俊六 /著  
出版 オーム社 2003.12
大きさ等 22cm 320p
分類 501.6
件名 省エネルギー
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1971年早稲田大学大学院理工学研究科建築学専攻博士課程単位取得退学。71年東海大学工学部専任講師。79年同大学工学部教授。92年同大学工学部長。98年~2000年同大学学長。2000年~02年空気調和・衛生工学会会長。現在、東海大学工学部教授。
内容紹介 日本の民生用エネルギー供給システムや再生可能エネルギーなど、地球環境問題との関わりから、日本のエネルギー政策の展開、省エネルギーを支える要素技術や基礎理論の解説までを1冊にまとめた書。
要旨 本書では、これからの21世紀の脱工業化社会で民生用のエネルギー消費の比率が増大するなかで、日本の都市の基幹的エネルギーシステムとして、欧米の寒冷地型のコージェネレーションシステムより、高効率化された集中発電・広域電力供給方式とヒートポンプシステムの組合せ方式のほうが、はるかに省エネルギー的で、かつ省資源的であり、同時に分散型の自然エネルギー利用の風力発電、光発電などとの整合性もあって、22世紀の本格的な自然エネルギー・再生エネルギー時代に移行するためにもより優れた方式であるという著者の認識をもとにまとめられている。また、本書は日本の高すぎるエネルギー料金、歪んだ料金体系が、合理的なエネルギーシステムの選択を阻害しているだけでなく、国民のエネルギー問題への関心をむしろ阻喪させてしまっているとの懸念から、あえて専門外の問題をも取り扱っている。
目次 地球環境問題と省・新エネルギー政策―日本はCOP3の約束を守れるか;日本の民生用エネルギー供給システム―電力、都市ガス事業の現状と課題;矛盾する総括原価制と規制緩和策―高すぎる日本のエネルギー料金;エントロピーの法則とは―エネルギーは消費されるか;熱機関・電力変換とコージェネレーションシステム―コージェネは本当に省エネなのか;冷凍機とヒートポンプ―ユビキタスなヒートポンプの役割;燃料電池実用化への課題―PAFCは本当に実用化したのか;再生可能エネルギーの開発―新エネルギーはどこまで期待できるか;住宅の省エネルギーシステム―21世紀の住宅のエネルギーシステムは?;ビルの省エネルギーシステム―増えつづけるのかビルのエネルギー消費;未利用エネルギーの活用;地域冷暖房と都市環境
ISBN(13)、ISBN    4-274-03620-0
書誌番号 1103102129

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中央 書庫 501.6/596 一般書 利用可 - 2031229785 iLisvirtual