一外交官の考察 --
河東哲夫 /著   -- 草思社 -- 2004.1 -- 20cm -- 253p

資料詳細

タイトル 意味が解体する世界へ
副書名 一外交官の考察
著者名等 河東哲夫 /著  
出版 草思社 2004.1
大きさ等 20cm 253p
分類 302
著者紹介 1947年東京生まれ。70年東京大学教養学部卒業後、ハーバード大学院ソ連研究所、モスクワ大学文学部で研修。西ドイツ、スウェーデンなどに勤務の後ボストン総領事、ロシア公使、本省では東欧課長、文化交流部審議官を歴任。現在ウズベキスタン大使兼タジキスタン特命全権大使。
内容紹介 世界は文明の大転換期にある。冷戦の終わり、ソ連の崩壊を自らの目で見た外交官が、米国、ロシア、西欧での20年間の勤務経験を踏まえて、急激に変化する世界を異境ウズベキスタンから報告。
要旨 ソ連/ロシアとアメリカの二つの大国にとってこの十数年はまさに激動の年月だった。ソ連の崩壊と冷戦の終結は、ロシアのみならずアメリカにも「意味の解体」という返り血を浴びせたのである。チャレンジ精神、廉潔さ、弱い者への思いやりといったアングロサクソンの伝統的価値観は、多民族社会の多様な価値観の中に今や埋没しつつあるという。著者はまさにこの激変の時期にモスクワとボストンに勤務したのだが、この二つの都市は三十年前、たまたま外交官としての研修を受けた地でもあった。その結果、著者は三十年を隔てて、二つの都市とそこに生きる人々の変化を考察することができたのである。いま世界で何が起きているかを伝えてくれる稀にみるレポートである。
目次 1 大国に暮らしてみれば(モスクワは夜踊る―ロシア;今は昔のアメリカならず―アメリカ);2 万物は流転する(「心は変わりましたか」―ロシア;多民族化の喧噪―アメリカ);3 「意味」の解体(ヨーロッパの憂愁―デンマーク;「ロシア的」なるもの―ロシア;衰退と再生と―アメリカ);4 文明の中心と周線(ジャパン・クール―日本;シルクロード幻想―ウズベキスタン)
ISBN(13)、ISBN    4-7942-1273-9
書誌番号 1104004638
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104004638

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 302/161 一般書 利用可 - 2031448894 iLisvirtual