ルネサンス・デモノロジーへの誘い --
平野隆文 /著   -- 岩波書店 -- 2004.1 -- 22cm -- 334,22p

資料詳細

タイトル 魔女の法廷
副書名 ルネサンス・デモノロジーへの誘い
著者名等 平野隆文 /著  
出版 岩波書店 2004.1
大きさ等 22cm 334,22p
分類 387
件名 魔女
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1961年生まれ。東京大学大学院人文社会系博士課程修了。現在、青山学院大学文学部フランス文学科助教授。専攻:フランス・ルネサンス文学・思想。
内容紹介 火刑台と共にあった中世末期からルネサンス期にかけての3つのベストセラーを読む。魔女を召喚断罪した、法廷としての書物。その告発と弁論から、知られざるルネサンスの闇の顔を浮き彫りにする。
要旨 あなたの隣りに、悪魔と魔女がいる。この信念を支えた言葉の戦略とは何だったのか。魔女を召喚し断罪した、法廷としての書物。その告発と弁論に浮かび上がる、知られざるルネサンスの闇の顔とは何か。火刑台と共にあった中世末期からルネサンス期にかけての、三つのベストセラーを読む。異端審問官の手になる『魔女への鉄槌』、世紀最大の人文主義者ジャン・ボダンによる魔女弾劾の書『魔女の悪魔狂』、そしてプロテスタントの医師ヨーハン・ヴァイヤーの魔女狩りへの異議申し立ての書『悪魔による幻惑』。これらの書物は「いかに」して悪魔と魔女を語ったのか。その論理とレトリックを丹念にたどり、背後に潜む中世神学的な、あるいは近代法学的・医学的な発想の枠組みを明るみに出す。デモノロジーの書物が織り上げた魔女像から、時代の世界観が浮かび上がる。
目次 序章 悪魔のいるルネサンス;第1章 末期スコラの魔女学―『魔女への鉄槌』考;第2章 魔女観と国家観の交差へ―ジャン・ボダンの『魔女の悪魔狂』;第3章 魔女学の論理から文学へ―ヨーハン・ヴァイヤー『悪魔による幻惑』;第4章 法と魔女―ボダンの「ヨーハン・ヴァイヤーの意見への反駁」;終章 悪魔と魔女の世俗化
ISBN(13)、ISBN    4-00-002157-5
書誌番号 1104005874

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 387 一般書 利用可 - 2031405095 iLisvirtual
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戸塚 公開 Map 387 一般書 利用可 - 2031384934 iLisvirtual
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