近代とその不安 --
チャールズ・テイラー /著, 田中智彦 /訳   -- 産業図書 -- 2004.2 -- 20cm -- 190p

資料詳細

タイトル 〈ほんもの〉という倫理
副書名 近代とその不安
著者名等 チャールズ・テイラー /著, 田中智彦 /訳  
出版 産業図書 2004.2
大きさ等 20cm 190p
分類 104
件名 哲学
注記 The ethics of authenticity./の翻訳
注記 著作目録あり 索引あり
著者紹介 【テイラー】1931年モントリオール生まれ。マギール大学で歴史学を、オックスフォード大学で哲学修め、61年からマギール大学の教壇に立つ。76~81年オックスフォード大学チチェリ社会政治理論教授、オール・ソウルズ・カレッジのフェロー。現在はマギール大学名誉教授。
内容紹介 今、自由で民主的な社会の存続のために何が求められているのか。共同体主義者として知られた著者が、近代の思想史をひもとき、人間の条件を問うなかから、現代社会の課題と展望について語る。
要旨 フリードリッヒ・ニーチェからゲイル・シーヒィへ、アラン・ブルームからミシェル・フーコーへと、テイラーはさまざまな観念とイデオロギーについて論じてゆく。テイラーはそうした議論をとおして、近代においてほんものの自己が育まれてきたその歩みのなかから、よきものと害をなすものとを区別する。自己創造の探求と自己形成への衝動とを結びつける思考と道徳のネットワーク―テイラーはその全体像を描き出し、そうした営みはどのようにしてなされなければならないか、既存のルールや道徳的評価のふるいに取り込まれることなく進めるにはどうしなければならないかを示す。このネットワークに照らすならば、表現することやさまざまな権利が、また人間の思考の主体性が近代の最大の関心事であったことは、わたしたちにとって清算すべきこと、否定すべきことではなく、活かすべきこと、大事にすべきことであるとわかる。
目次 第1章 三つの不安;第2章 かみ合わない論争;第3章 ほんものという理想の源泉;第4章 逃れられない地平;第5章 承認のニード;第6章 主観主義へのすべり坂;第7章 闘争は続く;第8章 もっと微妙な言語;第9章 鉄の檻?;第10章 断片化に抗して
ISBN(13)、ISBN    4-7828-0140-8
書誌番号 1104012035
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104012035

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 104/594 一般書 利用可 - 2031595765 iLisvirtual