初期土佐派研究 --
高岸輝 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2004.2 -- 23cm -- 474p

資料詳細

タイトル 室町王権と絵画
副書名 初期土佐派研究
著者名等 高岸輝 /著  
出版 京都大学学術出版会 2004.2
大きさ等 23cm 474p
分類 721.2
件名 日本画-歴史
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 1971年イリノイ州生まれ。94年東京藝術大学美術学部卒。96年同大学院美術研究科修士課程修了。98年国華賞受賞。2000年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。01年プリンストン大学美術考古学部客員研究員。現在、青山学院大学文学部非常勤講師。
内容紹介 土佐派が成立する南北朝時代から、応仁・文明の乱を経て、戦国時代の幕開けを示す明応の政変前後までのやまと絵の変容を、作品と絵師、そして彼らのパトロンとなった権力者たちとの関係を軸に考察する。
要旨 平安京以来の公家政権の中心地・京都。ここに初めて出現した武家政権・室町幕府がその支配を確立するため必要としたのは武力や経済力だけではなかった。公家文化を積極的に吸収、あるいは侵食することで、新たな権力を荘厳する必要があったのである。緻密な作品研究から、「やまと絵」を巡る文化の覇権争いの様相を鮮やかに浮き上がらせ、政治史としての美術史を本格的に切り拓く。
目次 やまと絵の千年、土佐派の五百年;当麻寺奥院所蔵「十界図屏風」;第1部 初期室町幕府と土佐派の成立(室町殿絵巻コレクションの形成;藤原行光と土佐派の成立);第2部 室町幕府全盛期における土佐派の展開(清凉寺本「融通念仏縁起絵巻」と足利義満七回忌追善;六角寂済と足利義満―六角絵所の成立と展開;土佐行広と土佐派の展開 ほか);第3部 応仁・文明の乱前後における土佐派と狩野派成立(足利義政室町殿の舞絵制作と土佐広周・土佐光信;禅林寺本「融通念仏縁起絵巻」と足利義政;応仁・文明の乱後の文物復興と土佐派・狩野派 ほか);初期土佐派の百五十年
ISBN(13)、ISBN    4-87698-628-2
書誌番号 1104017879
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104017879

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中央 書庫 721.2/24 一般書 利用可 - 2031700909 iLisvirtual