その表現と趣向 -- 北海道大学大学院文学研究科研究叢書 --
冨田康之 /著   -- 北海道大学図書刊行会 -- 2004.3 -- 22cm -- 280,4p

資料詳細

タイトル 海音と近松
副書名 その表現と趣向
シリーズ名 北海道大学大学院文学研究科研究叢書
著者名等 冨田康之 /著  
出版 北海道大学図書刊行会 2004.3
大きさ等 22cm 280,4p
分類 912.4
個人件名 紀海音
注記 索引あり
著者紹介 1958年名古屋生まれ。87年名古屋大学大学院博士課程後期課程単位取得満期退学。名古屋女子大学助教授を経て、現在、北海道大学大学院教授。
内容紹介 「義太夫節」の作者として同じ時代に活躍した紀海音と近松門左衛門について、新たな視覚から再評価。従来より繰り返される近松の優位性の強調ではなく、ふたりの独自性をより鮮明にした内容。
要旨 浄瑠璃作者として同時代に活躍した紀海音と近松門左衛門。それぞれを互いの合せ鏡として映し出す作業は、二人の位相を定位する作業ともなる。その先に見えてくるものは、従来より繰り返される近松の優位性の強調では決してなく、二人の独自性のより鮮明な再認識となる。
目次 第1章 海音の時代物(海音の趣向の整理;海音の「場」と趣向;海音と『伊勢物語』の和歌 ほか);第2章 海音の世話物(『なんば橋心中』論;『八百やお七』論;世話浄瑠璃「三部作」考―“滅罪”の構想をめぐって);第3章 近松の浄瑠璃(時代物浄瑠璃の発想を巡って―曽我物を中心として;『冥途の飛脚』考―封印切の背景;『心中天の網島』考―「意見」と背景)
ISBN(13)、ISBN    4-8329-6421-6
書誌番号 1104019799

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 912.4/75 一般書 利用可 - 2031698459 iLisvirtual