小石一つ自由にならず --
小笠原信之 /著   -- 緑風出版 -- 2004.4 -- 20cm -- 260p

資料詳細

タイトル アイヌ共有財産裁判
副書名 小石一つ自由にならず
著者名等 小笠原信之 /著  
出版 緑風出版 2004.4
大きさ等 20cm 260p
分類 316.811
件名 アイヌ , 財産権
要旨 先住民族・アイヌの大地と生活を根こそぎ奪った明治政府は、狩猟民のアイヌに農業や漁業の授産事業を指導し、涙ばかりの下賜金や下付金を与えた。だが、それらの金や不動産は「アイヌ共有財産」として道庁が管理、アイヌは小石一つ自由にならなかった。しかもずさんな管理の結果、1世紀後の今に残るは、わずか147万円。時代錯誤の「北海道旧土人保護法」の廃止で返還されることになったが、その権力的な返し方にアイヌの人々の怒りが爆発、民族の尊厳をかけて裁判に立ち上がった。本書はその闘いの克明な記録である。
目次 第1部 チャランケ(「預かっていたお金を返してやる。ただし…」;アイヌ共有財産の由来;旧土法の登場と一世紀後の退場 ほか);第2部 「訴えの利益」の壁(真っ向から対立;アイヌ語で堂々と陳述;「水面下」の激しい攻防 ほか);第3部 扉をこじ開けた(ペウタンケの叫び;新たな論理を組み立てる;アイヌを国際法主体として認める ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-8461-0403-6
書誌番号 1104024506

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 316.8 一般書 利用可 - 2031759318 iLisvirtual