ポスト高度消費社会を読み解く --
木村忠正 /著   -- 岩波書店 -- 2004.3 -- 20cm -- 240p

資料詳細

タイトル ネットワーク・リアリティ
副書名 ポスト高度消費社会を読み解く
著者名等 木村忠正 /著  
出版 岩波書店 2004.3
大きさ等 20cm 240p
分類 007.3
件名 情報化社会 , データ通信
著者紹介 ニューヨーク州立大学大学院、東京大学大学院で文化人類学を専攻。東京都立科学技術大学助教授、東京大学社会情報研究所客員助教授などを経て、早稲田大学理工学部助教授。電気普及通信財団テレコム社会科学賞、日本社会情報学会優秀文献賞受賞。
内容紹介 豊富な調査データを基に北欧や中国、韓国、アメリカを比較分析しながら、日本のネット社会の実像を浮き彫りにし、低迷する日本を根本的に変えていくシナリオを描き出す。日本の今後のネットワーク社会を探る書。
要旨 もうネット社会に幻想はいらない、いま実像こそ必要だ。豊富な調査データを基に北欧や中国、韓国、アメリカを比較分析しながら、日本のネット社会の実像(ネットワーク・リアリティ)を浮き彫りにし、低迷する日本を根本的に変えていくシナリオを描き出す。
目次 第1章 繰り返されるITバブル(「九〇年代情報化」―ITの革新性と多様な期待;乖離する期待と現実―「ビットバレー」と「ITバブル」 ほか);第2章 日本社会におけるネットワーク・リアリティの形成―堅調さと不適応性(「デジタル三種の神器」―堅調な日本のIT産業と限定的な景気浮揚効果;コンピュータ生産性のパラドクスと「GPTアプローチ」 ほか);第3章 産業社会の「成熟度」とIT―「近代デジタル都市・北京」と産業経済成長の論理(北京の家庭の「整然さ」―プレモダン・モダン・ポストモダンの共存;産業社会の発展における技術の役割と産業社会の「成熟度」 ほか);第4章 「ネットワーク社会」と「デジタルカプセル社会」―「つながる」ことに価値を見出す韓国情報化(韓国「ブロードバンド大国」化の経緯;「ブロードバンド・マルチメディア」市場の限定的産業経済効果 ほか);第5章 ポスト高度消費社会(PACS)へのシナリオ―「消費情報社会」の次のネットワーク・リアリティへ(「縮小期における産業社会の発展」という課題をつきつけられた日本とIT;「社会増強力としてのIT(IT as Enabler)」と四つの力 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-00-001799-3
書誌番号 1104025309
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104025309

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 007.3/1087 一般書 利用可 - 2031788822 iLisvirtual