誕生・勝利・追放 --
板倉聖宣 /著   -- 仮説社 -- 2004.4 -- 20cm -- 253p

資料詳細

タイトル 原子論の歴史 上
各巻タイトル 誕生・勝利・追放
著者名等 板倉聖宣 /著  
出版 仮説社 2004.4
大きさ等 20cm 253p
分類 431.11
件名 原子
著者紹介 1930年東京生まれ。59年国立教育研究所勤務。63年科学教育の内容と方法を革新する仮説実験授業を提唱。95年国立教育研究所で定年退職し、私立板倉研究所を設立。研究の範囲は多様で、自然科学だけでなく、社会の科学とその教育へも研究を広げている。
内容紹介 紀元前にギリシアに誕生した古代原子論。空想的と思われていたが、実は実験に裏づけられたもので、科学を生み育てていた。ギリシア社会と哲学の誕生など、原子論を研究してきた著者の44年間の集大成。
要旨 古代ギリシアの原子論は“まったく空想的なものに過ぎない”というのは間違いです。それは立派な実験的な根拠をもっていて、アルキメデスなどの古代ギリシアの科学を生み育てていたのです。また原子論は、近代科学が成立したから復活したのではありません。事実はその逆です。原子論は、古代の復興をめざすルネサンスの運動がはじまるとすぐに復活しました。そして、その原子論が近代科学の発展をリードすることになったのです。原子論についての通念をくつがえす。本書は、「世界史や科学史、それに科学の考え方についてまるで知らない」という人でも読みすすめることができるように書かれています。
目次 第1章 ギリシアの社会と哲学の誕生―原子論の誕生;第2章 アリストテレスの科学研究―「古代最大の哲学者」の生涯と原子論;第3章 科学になった原子論―重さに目をつけたエピクロス;第4章 その後の逍遙学派と原子論―ストラトンの“真空論”と重さの研究;第5章 アルキメデスの科学と原子論―付録:医学者エラシストラトスと原子論;第6章 ローマのエピクロス主義者たち―「原子の詩人」ルクレティウスとその他の詩人たち;第7章 紀元1~2世紀の原子論―セネカとルキアノスの時代;第8章 偽預言者事件と原子論者たち―キリスト教の国教化とギリシア哲学の追放
ISBN(13)、ISBN    4-7735-0177-4
書誌番号 1104025371

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