光文社新書 --
保阪正康 /著   -- 光文社 -- 2004.4 -- 18cm -- 225p

資料詳細

タイトル 大本営発表は生きている
シリーズ名 光文社新書
著者名等 保阪正康 /著  
出版 光文社 2004.4
大きさ等 18cm 225p
分類 210.75
件名 太平洋戦争 , 大本営
著者紹介 1939年北海道生まれ。同志社大学文学部卒業後、出版社勤務を経て著述活動に入る。現在、昭和史を語り継ぐ会を主宰。立教大学非常勤講師、朝日カルチャーセンター講師を務める。
内容紹介 太平洋戦争の期間中、国民に向けて次々と発表された嘘の戦況報告・大本営発表。日本を解体寸前にまで追い込み、今なお日本人の心に巣喰う“闇”の実態に、昭和研究の第一人者が迫る。
要旨 大本営発表を定義づけるなら、「太平洋戦争の期間中、陸軍・海軍の統帥機関である大本営が国民に向けて発表した戦況報告」ということになる。しかし、あの時代「大本営発表」は、単なる戦況報告を超えて権力そのものだった。国民は外からの情報がシャットアウトされた空間に押し込まれ、意図的な情報のみを一方的に押しつけられた。そして、そのあげくに、日本は解体寸前にまで追い込まれたのである。往事の軍部指導者は、なぜ「客観的事実」を見ることなしに事実を糊塗しようとしたか、その表現はなぜあれほど無味乾燥な画一性をもっていたか、そして当時の国民は大本営発表に対してどのような反応を示したか。これらの問題点を、今改めて問うことが必要ではないだろうか。
目次 第1章 内容とその特徴(第一回目の衝撃;「からだが透明になるような感じ」 ほか);第2章 組織とその責任(表の業務、裏の業務;言論弾圧の最前線 ほか);第3章 思想とその統括(悩める知識人;東条がつくった国民囲い込みの「外壁」 ほか);終章 大本営発表の最期(シビリアンコントロールの「産みの母」;マスコミ、そして国民が問われるべき責任)
ISBN(13)、ISBN    4-334-03242-7
書誌番号 1104030334

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
港南 公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2031931366 iLisvirtual