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【図書】 イラク建国

「不可能な国家」の原点 -- 中公新書 --
阿部重夫 ／著   -- 中央公論新社 -- ２００４．４ -- １８ｃｍ -- ２８５ｐ

資料詳細

タイトル イラク建国
副書名 「不可能な国家」の原点
シリーズ名 中公新書
著者名等 阿部重夫 ／著  
出版 中央公論新社 ２００４．４
大きさ等 １８ｃｍ ２８５ｐ
分類 227.3
件名 イラク－歴史
個人件名 ベル，ガートルード・マーガレット・ローシアン
注記 文献あり
著者紹介 １９４８年東京生まれ。７３年東京大学文学部卒、日本経済新聞社入社。金融部で地上げ、仕手戦などを取材。９５～９８年日経欧州総編集委員としてロンドンに赴任。９８年退社して英国ケンブリッジ大学東洋研究所客員研究員。９９～２００３年「選択」編集長。ジャーナリスト。
内容紹介 アメリカの思惑を外れ、泥沼化する一方のイラク復興。１９２１年、暴発した排外運動を封じ込めようと、苦肉の民政移管でこの人工国家を生み出したガートルード・ベルの苦悩を軸に、イラクが背負う困難を照らし出す。
要旨 サッダーム・フセインを放逐し、イラクに救済者として降り立ったアメリカは、民主主義という福音がこれほど無力とは思っていなかったろう。なぜ戦後復興は泥沼に陥ったのか。宗派や民族の対立、いびつな国土という混乱の種は、イラク誕生時すでに蒔かれていた。一九二一年、暴発した排外運動を封じ込めようと、苦肉の民政移管でこの人工国家を生み出したガートルード・ベルの苦悩を軸に、イラクが背負う困難を照らし出す。
目次 第１章　東方へ！―アラビアのローレンスと「砂漠の女王」；第２章　反英蜂起―ヴァッスムスの暗号帳；第３章　それぞれの聖戦―炎上する中東の回廊；第４章　「千夜一夜の都」陥落―アラブの反乱とミス・ベル少佐；第５章　アワズの遺産―イギリスが埋め込んだ分断のＤＮＡ；第６章　イラクという空中庭園―クルド国家の挫折；第７章　「豚の国」―フィルビーの反乱
ISBN(13)、ISBN 　　 4-12-101744-7
書誌番号 1104031633

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