思考の違いはいかにして生まれるか --
リチャード・E.ニスベット /著, 村本由紀子 /訳   -- ダイヤモンド社 -- 2004.6 -- 20cm -- 296p

資料詳細

タイトル 木を見る西洋人森を見る東洋人
副書名 思考の違いはいかにして生まれるか
著者名等 リチャード・E.ニスベット /著, 村本由紀子 /訳  
出版 ダイヤモンド社 2004.6
大きさ等 20cm 296p
分類 361.5
件名 文化 , 東洋と西洋
注記 The geography of thought./の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 エール大学助教授、ミシガン大学准教授を経て、現在ミシガン大学心理学教授。アメリカ心理学会科学功労賞、アメリカ心理学協会ウィリアム・ジェームズ賞、グッゲンハイム・フェローシップ受賞。2002年同世代の社会心理学者として初めて全米科学アカデミー会員に選ばれる。
内容紹介 東洋人と西洋人の心や思考のかたちが文化によっていかに違うか、その違いはなぜ生じるのかを科学的に解明する。「世界についての考え方は根本的にひとつである」とする認知科学の大前提に挑戦した知的興奮の書。
要旨 文化によって世界観が変わっても、人間がものを考えるために用いる道具は同じだと誰もが思っている。肌の色や国籍、宗教が違っても、ものごとを知覚したり、記憶したり、推論したりするために用いる道具は同じである。論理的に正しい文章は、日本語であれ英語であれヒンズー語であれ、正しいことに変わりはない。同じ絵を見ている中国人とアメリカ人がいれば、彼らの脳裏に映る画像は当然同じものである。だが、もし、すべてが間違っているとしたら?本書は、東洋人と西洋人の心や思考のかたちが文化によっていかに違うか、その違いはなぜ生じるのかを科学的に解明する。「世界についての考え方は根本的にひとつである」とする認知科学の大前提に挑戦した知的興奮の書である。
目次 序章 世界に対する見方はひとつではない;第1章 古代ギリシア人と中国人は世界をどう捉えたか;第2章 思考の違いが生まれた社会的背景;第3章 西洋的な自己と東洋的な自己;第4章 目に映る世界のかたち;第5章 原因推測の研究から得られた証拠;第6章 世界は名詞の集まりか、動詞の集まりか;第7章 東洋人が論理を重視してこなかった理由;第8章 思考の本質が世界共通でないとしたら;エピローグ われわれはどこへ向かうのか
ISBN(13)、ISBN    4-478-91018-9
書誌番号 1104042087

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 361.5 一般書 貸出中 - 2032185838 iLisvirtual