光文社新書 --
東ゆみこ /著   -- 光文社 -- 2004.6 -- 18cm -- 214p

資料詳細

タイトル 猫はなぜ絞首台に登ったか
シリーズ名 光文社新書
著者名等 東ゆみこ /著  
出版 光文社 2004.6
大きさ等 18cm 214p
分類 230.53
件名 西洋史-近代 , 神話-ヨーロッパ
注記 文献あり
著者紹介 1968年千葉県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部で人文地理学、学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程で神話学・日本文学を専攻。同大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻単位取得満期退学。現在、学習院女子大学・日本女子大学・都留文科大学非常勤講師。
内容紹介 18世紀半ばのヨーロッパでは、動物裁判など動物への残虐行為がいたるところで見られていた。なぜ、このようなことが行われていたのか。ホガースの版画とパリの事件から、秘められた謎の答えを探し出す。
要旨 次第に都市化しつつあった十八世紀なかばのヨーロッパでは、動物への残虐行為がいたるところで見られていた。なかでも、パリの印刷工場で起きた事件は異様だった。そこに勤める職人たちが、猫を一匹残らず集めてきて、皆殺しにするという事件が起こったのだ。しかも猫に対して裁判を行い、厳正なる裁判の結果、有罪判決が下されると猫たちを即席の絞首台に吊す。事件の最大の異様さは、猫を絞首台に吊すと、そこで大爆笑が起きたことである。これらは何を意味しているのか。ホガースの版画とパリの事件から、秘められた謎の答えを探し出す。
目次 第1章 十八世紀、猥雑のロンドン;第2章 コンタは見た―印刷工たちのパリ;第3章 都市の詩学;第4章 この世は笑う;第5章 絞首刑のアーケオロジー;第6章 穀物霊と神話の力
ISBN(13)、ISBN    4-334-03254-0
書誌番号 1104044823
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104044823

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