文春新書 --
鄭大均 /著   -- 文藝春秋 -- 2004.6 -- 18cm -- 201p

資料詳細

タイトル 在日・強制連行の神話
シリーズ名 文春新書
著者名等 鄭大均 /著  
出版 文藝春秋 2004.6
大きさ等 18cm 201p
分類 366.8
件名 強制労働 , 朝鮮人(日本在留)
注記 年表あり
著者紹介 1948年生まれ。立教大学とUCLAで学ぶ。啓明大学校外国学大学副教授などを経て、現在東京都立大学人文学部教授。東アジアの国家アイデンティティを研究テーマにする。主著「韓国のイメージ」「日本のイメージ」「在日韓国人の終焉」「韓国のナショナリズム」など。
内容紹介 在日は戦前強制連行されてきた人々とその末裔だとする「神話」があるが、一世の証言を読むと、それが虚構に過ぎないことがわかる。この「神話」がどのようにして拡がり、今の日本社会に影響しているかを分析する。
要旨 在日コリアンのほとんどは戦前日本が行なった強制連行の被害者及びその末裔だ、という「神話」がある。この神話は日本社会に広く流布し、今や「常識」にすらなりつつあるが、著者はそれに疑問を呈する。多くの在日一世の証言を読むと、大多数は金をもうけにあるいは教育を受けに、自らの意志で海峡を越えた様子がみてとれるからである。著者はこの「神話」がどのようにして拡がり、どう今の日本社会に影響しているかを分析しつつ、その実像に迫る。
目次 第1章 「在日は強制連行の被害者である」(『東京アンダーワールド』;教科書から辞典まで ほか);第2章 反論(自発性の視点;「強制連行」批判 ほか);第3章 一世たちの証言(「強制連行」という言葉;渡日の経緯 ほか);第4章 『朝鮮人強制連行の記録』再考(「朝鮮人強制連行」の誕生;北朝鮮が輝いて見えた時代 ほか);第5章 見せかけの怒り(金嬉老事件;梁石日 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-16-660384-1
書誌番号 1104045432

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 366.8/173 一般書 利用可 - 2034002323 iLisvirtual