島崎藤村から安部公房まで --
佐伯彰一 /著   -- 未知谷 -- 2004.7 -- 20cm -- 346p

資料詳細

タイトル 作家論集
副書名 島崎藤村から安部公房まで
著者名等 佐伯彰一 /著  
出版 未知谷 2004.7
大きさ等 20cm 346p
分類 910.26
件名 日本文学-作家
著者紹介 大正11年生まれ。昭和18年東京大学英文科卒業。25年ウィスコンシン大学院に学ぶ。スタンフォード大学、トロント大学等に招かれ、日本文学を講ずる。東京大学教授、中央大学教授を歴任。現代アメリカ文学の研究、翻訳の傍ら幅広い評論活動を続ける。読売文学賞、芸術院賞受賞。
内容紹介 日本近代文学の中から10人の作家を選び、その作品を広く深く読み込むとともに、伝記的・文学的事象を丹念に辿り、時代状況の中に人間の内奥を等身大に彫り上げて行く。文壇きっての読み巧者のみがなし得る論攷。
要旨 日本近現代文学のなかから、十人の作家を選びとり、その作品を広く深く読み込むとともに、伝記的・文学的事象を丹念に辿り、時代状況のなかに人間の内奥を等身大に彫りあげて行く。東西の文学を幅広く渉猟し尽くした文壇きっての読み巧者のみがなし得る論攷は―作品『細雪』と谷崎が種本にしたJ・ジョイスの『ユリシーズ』原著との対比のうちに谷崎の技法を読み解く等―、大きなスパンのうちに新たな読み方と作家の横顔を呈示して、読者を惹きつけてやまない全十篇となっている。読み応えのある重厚な論集の誕生といえよう。
目次 島崎藤村―時代の刻印;森鴎外―美醜意識の彼方に;永井荷風―柔かい袖のかげに;志賀直哉―批評の基軸として;谷崎潤一郎―物語の行方;井伏鱒二―文学史への位置付け;小林秀雄―批評というライフ・スタイル;永井龍男―人生の小さな劇的な瞬間;平林たい子―生命の深き淵から;安部公房―反物語のアイロニィ
ISBN(13)、ISBN    4-89642-108-6
書誌番号 1104046539

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/5484 一般書 利用可 - 2032212320 iLisvirtual