複数の経験・複数の政治 --
清水諭 /編   -- せりか書房 -- 2004.7 -- 21cm -- 255,17p

資料詳細

タイトル オリンピック・スタディーズ
副書名 複数の経験・複数の政治
著者名等 清水諭 /編  
出版 せりか書房 2004.7
大きさ等 21cm 255,17p
分類 780.69
件名 オリンピック
注記 並列タイトル:Olympic studies
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1960年生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科体育科学専攻助教授。身体文化論、スポーツ社会学。「Cafe´ Sport & Body」をインターネット上に展開。
内容紹介 「歴史的な展開」と「空間的な移動」という視点から、オリンピックの様々な社会的編成を捉えなおし、オリンピック、そしてスポーツと身体文化をめぐる複数の政治を明るみに出す試み。
要旨 第1回から108年を経てアテネに回帰する近代オリンピック。古代ギリシアへの憧憬から生み出されたその歴史は、人種やジャンダー、ナショナリティの構築、資本主義といった「政治的なるもの」と関わり続けながら発展し、それはいまや(そしてつねに/すでに)危機的状況に立っている。相異なる時代・社会のなかでオリンピックはどのような経験を生み出し、いかなる「政治」を作動させてきたのか。本書は歴史的な展開と空間的な移動という視点からオリンピックのさまざまな社会的編成を捉えなおし、オリンピック、そしてスポーツと身体文化をめぐる複数の政治を明るみに出そうと試みる。
目次 1 近代オリンピックを問い直す(「ロゴ」の身体―カール・ルイスの登場とビジネスツールとしてのオリンピック;グローバル、ポピュラー、インター・ポピュラー―市場、国家、市民社会にまたがるオリンピック・スポーツ ほか);2 ナショナルなものの想像力(アメリカン・イメージの構築―’32ロサンゼルス大会の前史とアメリカニズムの変容・持続;規律化した身体の誘惑―ベルリン・オリンピックと『オリンピア』 ほか);3 プレ/ポスト’64(日の丸とモダン―’64東京大会シンボルマークとポスターをめぐって;未来の都市/未来の都市的生活様式―オリンピックの六〇年代東京 ほか);4 アウターナショナルな経験(故郷/経路、人見絹枝の旅と遭遇―イエテボリ、アムステルダム、プラハ;レボルト’68―黒人アスリートたちの闘争とアウターナショナルなスポーツ公共圏 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-7967-0257-1
書誌番号 1104053965
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104053965

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中央 書庫 780.6/188 一般書 利用可 - 2032428811 iLisvirtual