肉体の法制史 -- りぶらりあ選書 --
ジャン=ピエール・ボー /著, 野上博義 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2004.7 -- 20cm -- 298,54p

資料詳細

タイトル 盗まれた手の事件
副書名 肉体の法制史
シリーズ名 りぶらりあ選書
著者名等 ジャン=ピエール・ボー /著, 野上博義 /訳  
出版 法政大学出版局 2004.7
大きさ等 20cm 298,54p
分類 322.3
件名 法制史-西洋 , 人体
注記 L’affaire de la main vole´e./の翻訳
注記 索引あり
著者紹介 【ボー】1943年仏サヴォワ地方の小都市アネシー生まれ。リール大学法学部で学ぶ。72年「経済的社会的事実と制度の歴史」部門の法学アグレガシオンに合格。ストラスブール大学講師、同大学教授を経て、99年よりパリ第十大学教授。
内容紹介 体から離れた部分は一体何なのか、そして誰のものなのか。切断された他人の手を奪うというフィクションを考える中で、この観念の歴史的歩みを明らかにし、肉体をめぐる新しい法論理の道を追究する。
要旨 生命科学の発達は、血液や臓器など「肉体の一部」が人体の外部で生きつづけることを可能にし、ローマ法で生まれ現在の西洋に受け継がれた、人間を非物質的なものとみなす観念を大きく揺さぶることになった。体から離れた部分はいったい何なのか、そして誰のものなのか。本書は、切断された他人の手を奪うというフィクションを考えるなかで、この観念の歴史的歩みを明らかにし、肉体をめぐる新しい法論理の道を追究する。
目次 判決―フィクション;体、この厄介なもの;終末…まえもって;ローマ的シヴィリテが法の非肉体化を求めるということ;人格、その演出家による創造物;体、有形な物―見いだせない明白な事実について;狂気とグロテスクに関する逸話;ゲルマン人には角が生えているのか;肉体の教会法的定義―権利の対象;肉体の教会法的定義―手当ての対象;公衆衛生の起源にさかのぼって;労働者の肉体という新しい法的事実;暴力がシヴィリテを脅かすところ;ある日、血が;血の事業;人間にとっての肉体、そして別の「物」
ISBN(13)、ISBN    4-588-02223-7
書誌番号 1104056535

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