金融被害の現場を歩く --
北健一 /著   -- 朝日新聞社 -- 2004.8 -- 19cm -- 284p

資料詳細

タイトル その印鑑、押してはいけない!
副書名 金融被害の現場を歩く
著者名等 北健一 /著  
出版 朝日新聞社 2004.8
大きさ等 19cm 284p
分類 320.4
件名 印章
注記 文献あり
著者紹介 1965年広島県生まれ。埼玉大学経済学部中退。地質調査会社、引越し会社勤務などを経て、フリーのジャーナリストに。2003年週刊金曜日ルポルタージュ大賞優秀賞受賞。
内容紹介 どんなに不合理な契約でも、捺印さえあれば真正とする日本の裁判所。だが、今は5分もあれば印影も偽造できる時代。本書は、「印鑑偏重」が生み出しす深刻な金融被害の実態を追った初めてのノンフィクション。
要旨 知らないうちに預金が引き出され、巨額の借金の保証人にされる。書面に印鑑さえあれば、押したのが本人であろうと別人であろうと、銀行も裁判所も、被害者の声に耳を傾けることはなく、被害者は失意のうちに自己破産、自殺、家族離散へと追い込まれる被害が全国で急増している。100円ショップで買え、5分もあれば印影も偽造できる時代に、「人間」よりも「印鑑」を信用する日本の金融・司法界の古い体質が、諸悪の根源である―本書は「印鑑偏重」が生み出す、深刻な金融被害の実態を追った初めてのノンフィクションである。
目次 第1章 詐欺師に使われた白紙書類―甲府信金迂回融資事件;第2章 署名は偽造でも契約は「有効」―UFJ28億円融資事件;第3章 乱脈融資も押印で免罪―「盆栽美術館」と不動産投資;第4章 金融業者の「飛び道具」―公正証書と手形裁判;第5章 たった一度の押印のために―連帯保証、変額保険、フリーローン;第6章 大切な預貯金が知らないうちに―盗難通帳の恐ろしさ;第7章 「ハンコ社会」はなぜできたか―民事訴訟法第二二八条四項;第8章 ハンコが凶器になる―民訴法改正めざすシンポジウム;終章 改革の足音―そしてこれから
ISBN(13)、ISBN    4-02-257938-2
書誌番号 1104058541

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 320.4 一般書 利用可 - 2032514700 iLisvirtual