口語体俳句論・句集 --
中井三好 /著   -- 彩流社 -- 2004.8 -- 20cm -- 135p

資料詳細

タイトル 「や」「かな」「けり」捨ててこそ…
副書名 口語体俳句論・句集
著者名等 中井三好 /著  
出版 彩流社 2004.8
大きさ等 20cm 135p
分類 911.36
件名 俳句
著者紹介 1937年富山県生まれ。南天山房主人。「河」入会、角川源義の指導を受ける。「河」同人、「人」同人を経て、78年「俳句往来」を創刊主宰、同時に口語体俳句の模索を始める。俳人協会々員。
内容紹介 日常生活から消えた文語体に固執する俳句に異論。子規や先人の足跡を追いながら、口語体俳句論を展開し、お稽古事的な俳句から文学としての俳句を提唱する。実作句集の成果も収録した1冊。
要旨 今では俳句は国民的な広がりを見せ、俳句に親しんでいる人が一千万人にも達しているといわれる。口語体俳句を志向する著者は、日常生活から消えた文語体の「や」「かな」「けり」を捨ててこそ、口語体による俳句に魂が入るとの立場だ。第一部の口語体俳句論は、明治二十六年まで神とされていた芭蕉を、神の座から人間の座に据え直し、真の文学の確立と俳句の近代化に生涯を捧げた正岡子規をはじめ、明治から現代に至るまでの俳人たちの苦労と足跡を追い、その中で短歌革新運動や口語自由詩、さらに古川柳にも触れながら、口語体俳句論を展開する。また第二部の句集『ちょっとした町で』は、二十五年間に作った口語体俳句の成果である。
目次 第1部 口語体俳句論―「や」「かな」「けり」捨ててこそ(ふだん着の文学;神から人間芭蕉へ;短歌革新運動;大正モダニズム;新興俳句運動;俳句第二芸術論;「や」「かな」「けり」を捨ててこそ);第2部 口語体句集―ちょっとした町で
ISBN(13)、ISBN    4-88202-912-X
書誌番号 1104060004

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 911.3/2298 一般書 利用可 - 2032550862 iLisvirtual