報復から共存へ -- PHP新書 --
久保田展弘 /著   -- PHP研究所 -- 2004.9 -- 18cm -- 275p

資料詳細

タイトル 荒野の宗教・緑の宗教
副書名 報復から共存へ
シリーズ名 PHP新書
著者名等 久保田展弘 /著  
出版 PHP研究所 2004.9
大きさ等 18cm 275p
分類 165
件名 宗教
注記 文献あり
著者紹介 1941年東京都生まれ。早稲田大学卒。東洋哲学、仏教を学んだ後、30年余りにわたり宗教の伝承と現実を探り、フィールド・ワークする。現在、〈アジア宗教・文化研究所〉代表。
内容紹介 アフガン攻撃・イラク戦争を断行したアメリカ。なぜ一神教では「正義」の名のもとに報復が繰り返されるのか。また、多神教との違いとは。宗教の本質から「戦争」とは何かを考察する。縦横に思索を広げた比較宗教論。
要旨 生存困難な荒野で、絶対的な神をつくり上げた一神教世界。そこでは“厳格な戒め”の下、神の救済が説かれ、報復が神の名のもとに肯定される。一方、豊かな自然観が神々を生み出した多神教世界は、異質な価値観に寛容であり、特に日本では、いのちの共存をはかる“おだやかな救済論”が育まれてきた。世界各地を歩き、そこに生きる人々のありようを見つめ続ける著者は、互いのいのちの存在を認識する多神教の宗教観を“緑の神学”として提示し、世界はそこに立ち戻るべきと説く。縦横に思索を広げた比較宗教論。
目次 序章 なぜ戦争が肯定されるのか;第1章 ユダヤ教―神に選ばれた旅人の宗教;第2章 キリスト教―救世主の行動原理;第3章 イスラーム教―聖俗不分の宗教;第4章 神の闘い、民族の闘い―人を憎悪と悲しみに導くもの;第5章 インドに生まれた宗教―瞑想と共生;第6章 仏教―変容する救済論;終章 宗教の可能性―否定神学から肯定神学へ
ISBN(13)、ISBN    4-569-62616-5
書誌番号 1104060782

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 165/21 一般書 利用可 - 2032573820 iLisvirtual
磯子 公開 Map 165 一般書 利用可 - 2032625846 iLisvirtual