理想主義と近代性 -- 作品とコンテクスト --
ジェームズ・H.ルービン /著, 清瀬みさを /訳   -- 三元社 -- 2004.8 -- 19cm -- 129p

資料詳細

タイトル ドラクロワ《ダンテの小舟》
副書名 理想主義と近代性
シリーズ名 作品とコンテクスト
著者名等 ジェームズ・H.ルービン /著, 清瀬みさを /訳  
出版 三元社 2004.8
大きさ等 19cm 129p
分類 723.35
個人件名 ドラクロア,ユジェーヌ
注記 Euge`ne Delacroix die Dantebarke./の翻訳
注記 文献あり 作品目録あり 年表あり
著者紹介 【ルービン】エール大学およびソルボンヌ大学で学ぶ。ボストン大学およびプリンストン大学の教壇を経て、現在はニューヨーク大学美術史教授。研究分野はフランス近代絵画史。
内容紹介 亡者の漂う冥途の川を舟で渡るダンテとウェルギリウスという『神曲』中の場面を描いたこの絵で、若きドラクロワはサロンでの華々しいデビューを目論んだ。保守反動と革新の結合を試みたこの戦略が結果したものとは。
要旨 フランス大革命の余韻もなまなましい1798年に生まれ1863年に没したドラクロワが生きた時代は、第一共和政、ナポレオンの第一帝政、王政復古、7月王政、第二共和政、第二帝政、というめまぐるしい革命の時代であった。美術も政治的宣伝媒体として利用され、作品は作者の真意にかかわらず思想的な意思表明と見なされた。1822年のサロン(官展)で華々しくデビューすることを目論んだ若きドラクロワは、亡者が流れ漂う冥途の川を舟で渡るダンテとウェルギリウスという『神曲』中の場面を選び、大歴史画といえるサイズで描く。保守反動(新古典主義)と革新(ロマン主義)の結合を試みたこの戦略が結果したものとは。
目次 第1章 伝統と限界の克服;第2章 近代詩論の範例としてのダンテ;第3章 美学的・政治的対話:スタンダールとドレクリューズ1817‐1824;第4章 スタンダールと民主主義的芸術;第5章 ドレクリューズのロマン主義批判;第6章 余論:『キオス島の虐殺』の反響;第7章 「理想主義」と近代的様式;第8章 調停手段としての様式
ISBN(13)、ISBN    4-88303-144-6
書誌番号 1104062043

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 723.3 一般書 利用可 - 2032597109 iLisvirtual