天才物理学者を悩ませた素粒子の奔放な振る舞い --
アミール・D.アクゼル /著, 水谷淳 /訳   -- 早川書房 -- 2004.8 -- 20cm -- 266p

資料詳細

タイトル 量子のからみあう宇宙
副書名 天才物理学者を悩ませた素粒子の奔放な振る舞い
著者名等 アミール・D.アクゼル /著, 水谷淳 /訳  
出版 早川書房 2004.8
大きさ等 20cm 266p
分類 421.3
件名 量子力学
注記 Entanglement./の翻訳
注記 文献あり
著者紹介 【アクゼル】カリフォルニア大学バークレー校にて数学を専攻。ベントレー大学の統計学助教授として活躍するかたわら、数理科学を主題としたポピュラー・サイエンスを書く。
内容紹介 量子テレポーテーションや量子暗号などの先端技術を可能にし、量子論の奇妙さの中核をなす「量子のからみあい」とは何か。量子論をめぐり「もつれあう」天才物理学者たちの人間模様を映しつつ活写する。
要旨 相対論とならび、現代科学最大の成果といわれる量子論。その根本に確率論的な性質をはらむこの理論をアインシュタインは生涯認めず、量子論の限界を暴こうとさまざまな思考実験を考案した。そして、量子論が正しければこんなパラドックスが生じるとして、1つの粒子が、まるごと1つの宇宙をへだてた別の粒子に瞬時に影響を及ぼすという「ありえない」現象を考えだした。結局この論争は量子論陣営の曖昧な勝利に終わったが、この現象こそ、のちに「量子のからみあい」として注目されるものだった。アイルランドの天才物理学者ジョン・ベルによって決定的な定理が1964年に発表されたことで、「量子のからみあい」が現実のものか否かを確かめようとする気運は急速にたかまっていく。そして数多の現実的な困難をクリアして考案された、巧妙な実験がくだした結論は、量子論とアインシュタインのどちらに与したのか…!?量子テレポーテーションや量子暗号などの先端技術を可能にし、量子論の奇妙さの中核をなす「量子のからみあい」とは何か?量子論をめぐり「もつれあう」天才物理学者たちの人間模様を映しつつ活写するポピュラー・サイエンス。
目次 「絡み合い」という謎の力;量子論前史;トーマス・ヤングの実験;プランクの定数;コペンハーゲン学派;ド・ブロイのパイロット波;シュレーディンガーの方程式;ハイゼンベルクの顕微鏡;ホイーラーの猫;ハンガリー人数学者、フォン・ノイマン;アインシュタイン登場;ボームとアハラノフ;ジョン・ベルの定理;クローザー、ホーン、シモニーの夢;アラン・アスペ;レーザーガン;三つの粒子の絡み合い;一〇キロ実験;テレポーテーション―「転送してくれ、スコッティ!」;量子の魔術―いったいどういうことなのか?
ISBN(13)、ISBN    4-15-208589-4
書誌番号 1104062695
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104062695

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 421.3/209 一般書 利用可 - 2032621247 iLisvirtual
磯子 公開 421 一般書 予約受取待 - 2032564235 iLisvirtual