本来的人間から全体的人間へ -- 《思想・多島海》シリーズ --
水野浩二 /著   -- 法政大学出版局 -- 2004.9 -- 20cm -- 225,3p

資料詳細

タイトル サルトルの倫理思想
副書名 本来的人間から全体的人間へ
シリーズ名 《思想・多島海》シリーズ
著者名等 水野浩二 /著  
出版 法政大学出版局 2004.9
大きさ等 20cm 225,3p
分類 135.5
個人件名 サルトル,ジャン・ポール
注記 文献あり 索引あり
要旨 意識と身体を有する「本来的人間」にとって、他者との不一致という「原初的疎外」を超えるのは互いの目標追求の自由を認める「相互承認」のみである。この1940年代の「相互承認」の倫理学から、60年代以降の「ローマ講演」に始まり、『弁証法的理性批判』での「欲求」概念の深化とともに提起される「全体的人間」の「革命の倫理学」へ、サルトル倫理思想の形成と転換の過程を探る。
目次 第1部 第一の倫理学(一九四〇年代の倫理学)(サルトルにおける倫理学の構想;本来性のモラル;相互承認論);第2部 第二の倫理学(一九六〇年代の倫理学)(二つの「ローマ講演」―道徳と政治;「コーネル大学講演」―倫理の無条件的可能性;道徳性の根源―「欲求」の概念をめぐって);第3部 サルトルの倫理思想の可能性(サルトルの真理論;サルトルにおける他者論の可能性);結論―本来的人間から全体的人間へ
ISBN(13)、ISBN    4-588-10001-7
書誌番号 1104065488

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 135.5/276 一般書 利用可 - 2032675029 iLisvirtual