朝日選書 --
荻田清 /著   -- 朝日新聞社 -- 2004.9 -- 19cm -- 240,8p

資料詳細

タイトル 笑いの歌舞伎史
シリーズ名 朝日選書
著者名等 荻田清 /著  
出版 朝日新聞社 2004.9
大きさ等 19cm 240,8p
分類 774.2
件名 歌舞伎-歴史
注記 索引あり
著者紹介 1951年香川県生まれ。大阪大学文学部卒。専門分野は近世上方芸能史、上方文化史。現在梅花女子大学教授。編著書「上方板歌舞伎関係一枚摺考」日本演劇学会河竹賞受賞、「歌舞伎台帳集成」第2巻・第29巻、「近世文学選 芸能篇」。
内容紹介 出雲のお国から400年。今も歌舞伎は日本を代表する伝統文化のひとつだけれど、江戸時代にはもっと大衆的で時事的で、笑いだくさんだったはず。今は忘れられた「笑い」の側面に着目する、気取らない歌舞伎の歴史。
要旨 出雲のお国が京都・五条河原で歌舞伎踊りをはじめて400年。歌舞伎は日本を代表する伝統文化のひとつだけれど、江戸時代にはもっと大衆的で時事的で、笑いだくさんだったはず。近松門左衛門の作品で優男を演じた二枚目・坂田藤十郎は滑稽な演技でも評判を呼び、江戸歌舞伎を代表する市川宗家の「家の芸」、歌舞伎十八番の「外郎売り」だって、役者のまくし立てる「早口言葉」が売り物だった。道化役者はお国の時代に笑いを担った「猿若」にまでさかのぼり、世につれ時につれ、滑稽な仕種のおかしみ、哀しみを秘めた笑い、凄みを帯びた笑い、毒を含んだ笑いなどを演じ分けた。いまは忘れられた「笑い」の側面に着目する、きどらない歌舞伎の歴史。
目次 第1章 猿若から道外(道化)へ;第2章 元禄期の道外;第3章 やつしのおかしみ;第4章 並木正三と俄;第5章 並木五瓶と俄;第6章 上方の滑稽劇と三代目中村歌右衛門;第7章 道頓堀の笑いの王者;第8章 鶴屋南北の滑稽;第9章 狂言の歌舞伎化
ISBN(13)、ISBN    4-02-259859-X
書誌番号 1104066283

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 774.2 一般書 利用可 - 2032693620 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 774 一般書 利用可 - 2032714334 iLisvirtual
磯子 公開 Map 774 一般書 利用可 - 2032667301 iLisvirtual
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