『バカの壁』解剖診断 --
柴崎律 /著   -- 社会評論社 -- 2004.9 -- 19cm -- 190p

資料詳細

タイトル 養老教授、異議あり!
副書名 『バカの壁』解剖診断
著者名等 柴崎律 /著  
出版 社会評論社 2004.9
大きさ等 19cm 190p
分類 289.1
個人件名 養老孟司
注記 文献あり
著者紹介 1949年大阪生まれ。中央大学法学部卒。「障害者の教育権を実現する会」の運動に参加する傍ら、認識論、言語論、人権論の研究に携わる。著書に「心から言語へ-現代言語学への挑戦」「知恵おくれと自閉」など。
内容紹介 脳とコンピュータを同一視する人間機械論的発想の危うさ、言語本質論を欠いた怪しげな養老式言語論など5つの視点で「バカの壁」を中心とした、養老孟司の一連の著作を検討し、売れっ子解剖学者の思想に肉迫する。
要旨 本書は、『バカの壁』を中心に養老教授の言説を徹底検証し、その思想を解剖した。
目次 1 脳とコンピュータを同一視する人間機械論的発想の危うさ(脳の一次方程式からは人間の心や行動は解けない;個性がそれぞれの関心、行動を生み出す ほか);2 言語本質論を欠いた怪しげな養老式言語論(平凡な大脳生理学的知見プラス思いつき発想;視覚プラス聴覚で言語が成立という能天気な言語論 ほか);3 方法としての還元論と科学観はどこに帰結するか(奇天烈な理屈のなかにある能力差別主義;脳=都市、身体=田舎という機械的二分法 ほか);4 唯脳論・唯幻論・唯物論をめぐって(脳と認識の同一視は何をもたらすか;脳の機能の特殊性には言及できない ほか);5 なぜ、小泉首相や石原都知事と通底するのか(社会像はきわめて全体主義的;対アジア認識の無知と貧困 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-7845-0610-1
書誌番号 1104066686
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104066686

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 289/7558 一般書 利用可 - 2032706153 iLisvirtual