誤解と誤訳の近現代史 -- 新潮新書 --
多賀敏行 /著   -- 新潮社 -- 2004.9 -- 18cm -- 182,6p

資料詳細

タイトル 「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった
副書名 誤解と誤訳の近現代史
シリーズ名 新潮新書
著者名等 多賀敏行 /著  
出版 新潮社 2004.9
大きさ等 18cm 182,6p
分類 204
件名 歴史
著者紹介 1950年三重県生まれ。一橋大学法学部卒。74年外務省入省後、在マレーシア大使館、国連日本政府代表部勤務。在ジュネーブ日本政府代表部公使などを経て、在バンクーバー総領事。著書に「国際人の英語」など。
内容紹介 「エコノミック・アニマル」「ウサギ小屋」といった言葉は、実は日本人への悪口ではなかった。日米開戦のきっかけになった誤訳、ダイアナ妃の招いた誤解など、近現代史の様々な場面での誤解、誤訳を紹介する。
要旨 マッカーサーの「日本人は十二歳の少年」という発言や、「エコノミック・アニマル」「ウサギ小屋」といった言葉は、日本人をネガティブに評する際に使われる決まり文句である。しかし、実はこれらの言葉に批判的な意味はなかった。日米開戦のきっかけになった誤訳、ダイアナ妃の招いた誤解、世界には通じない「グローバル・スタンダード」の意味等、近現代史のさまざまな場面での誤解、誤訳を紹介する。
目次 第1章 「日本人は十二歳」の真意―この一言で、マッカーサー元帥は日本人に嫌われてしまったのだが…。;第2章 「エコノミック・アニマル」「ウサギ小屋」は悪口か―二つの言葉には、日本への意外な高評価が隠されていた。;第3章 アーネスト・サトウと山下将軍の無念―外交の場では小さな勘違いが致命傷になる。そこに悪意はなくても…。;第4章 暗号電報誤読の悲劇 日米開戦前夜―悪意に溢れた米国側の「誤訳」が、日米開戦のきっかけだった!;第5章 漱石の鬱屈、魯迅の感動―イギリスで屈辱を味わった文豪と日本の人情に触れた文豪。;第6章 ダイアナ妃とブッシュ・シニアの文法―世界を揺るがせたプリンセスの三人称。大統領が見せた言語学の知識。;第7章 存在しない「グローバル・スタンダード」という言葉―政財界がお題目にした「基準」は、日本でしか通用しない言葉だった!;第8章 ブッシュ・ジュニアの国連演説―単数か複数か、それが大問題だった。イラク戦争を巡る駆け引き。;第9章 騒動の中心はたったひとつの言葉―「うすのろ」「強情者」呼ばわりで大統領も首相も激怒。
ISBN(13)、ISBN    4-10-610084-3
書誌番号 1104068243

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