マリアはどう描かれたか --
石井美樹子 /著   -- 岩波書店 -- 2004.9 -- 20cm -- 250p

資料詳細

タイトル 聖母のルネサンス
副書名 マリアはどう描かれたか
著者名等 石井美樹子 /著  
出版 岩波書店 2004.9
大きさ等 20cm 250p
分類 702.099
件名 キリスト教美術
個人件名 マリア
著者紹介 1971年津田塾大学大学院博士課程修了。74~78年ケンブリッジ大学で中世英文学・演劇を研究。現在、神奈川大学教授。
内容紹介 ルネサンス期のヨーロッパで描かれた聖母子像。「書物を手にする聖母」のモチーフに注目して数々の名画を読み解きながら、聖母マリアのシンボルとイメージがルネサンス社会の中で果たした役割を明らかにする。
要旨 ルネサンス期のヨーロッパで描かれたおびただしい聖母子像は、人間存在の美しさへの人々の感受性を目覚めさせ、子を慈しみ育てる母たちの理想像となり、さらには文字文化から遠ざけられてきた女性たちに学ぶことをうながす役割も果たした。聖母マリアのイメージの変遷を、名画を読み解きながらたどり、ルネサンスの息吹を生き生きと伝える。
目次 第1章 受胎告知―神の母から人の母へ(「受肉の神学」と新しい聖母子像;救済への入り口「受胎告知」;「受胎告知」のさまざまな表象 ほか);第2章 ミルクスープの聖母―ミルクとスプーンのフォークロア(シンボル解読の旅へ;「授乳の聖母」と養い親ヨセフ;スプーンのシンボリズム);第3章 書を持つ聖母―「神の器」から言葉の主体へ(象徴としての書物;読み書きを教える聖母;聖画の女性たちと書物 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-00-023649-0
書誌番号 1104071535

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 702.0/466 一般書 利用可 - 2032798074 iLisvirtual
神奈川 公開 Map 702 一般書 利用可 - 2032783131 iLisvirtual
港南 公開 Map 702 一般書 利用可 - 2063249010 iLisvirtual
公開 Map 702 一般書 利用可 - 2032854233 iLisvirtual