中公クラシックス --
ショーペンハウアー /〔著〕, 西尾幹二 /訳   -- 中央公論新社 -- 2004.10 -- 18cm -- 308p

資料詳細

タイトル 意志と表象としての世界 3
シリーズ名 中公クラシックス
著者名等 ショーペンハウアー /〔著〕, 西尾幹二 /訳  
出版 中央公論新社 2004.10
大きさ等 18cm 308p
分類 134.6
注記 索引あり
著者紹介 【ショーペンハウアー】1788~1860年。ハンザ同盟の自由都市ダンツィヒ生まれ。19世紀ドイツの厭世思想家。主著「意志と表象としての世界」を完成、ベルリン大学講師の地位を得たが、ヘーゲル人気に抗することができず辞職。
内容紹介 ショーペンハウアーの魅力は、ドイツ神秘主義と18世紀啓蒙思想という相反する二要素を一身に合流させていた矛盾と二重性にある。本書は古代インド文化への関心も窺わせる「意志と表象としての世界」第4巻を収録。
目次 人間の生は苦悩と退屈の間を往復している。苦悩の量は確定されているというのに、人間は外的原因のうちに苦悩の言い逃れを見つけようとしたがる。;われわれに与えられているものは欠乏や困窮だけで、幸福とは一時の満足にすぎない。幸福それ自体を描いた文学は存在しない。最大多数の人間の一生はあわれなほど内容空虚で、気晴しのため彼らは信仰という各種の迷信を作り出した;人間界は偶然と誤謬の国であり、個々人の生涯は苦難の歴史である。しかし神に救いを求めるのは無駄であり、地上に救いがないというこのことこそが常態である。人間はつねに自分みずからに立ち還るよりほかに仕方がない。;性行為とは生きんとする意志を個体の生死を超えて肯定することであり、ここではじめて個体は全自然の生命に所有される;意志は自分の内面においてのみ発見され、一方自分以外のすべては表象のうちにのみある。意志と表象のこの規定から人間のエゴイズムの根拠が説明できる。;正義と不正について。国家ならびに法の起源。刑法について。;マーヤーの面紗に囚われず「個体化の原理」を突き破って見ている者は、加害者と被害者との差異を超越したところに「永遠の正義」を見出す。それはヴェーダ・
ISBN(13)、ISBN    4-12-160071-1
書誌番号 1104074120

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保土ケ谷 公開 Map 134 一般書 利用可 - 2063669965 iLisvirtual
金沢 公開 Map 134 一般書 利用可 - 2067217090 iLisvirtual