ヨーロッパ思想の源流から -- ちくま新書 --
八木雄二 /著   -- 筑摩書房 -- 2004.11 -- 18cm -- 197p

資料詳細

タイトル 「ただ一人」生きる思想
副書名 ヨーロッパ思想の源流から
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 八木雄二 /著  
出版 筑摩書房 2004.11
大きさ等 18cm 197p
分類 151.4
件名 個人主義 , スコラ哲学
著者紹介 1952年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。同大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、立教大学大学非常勤講師、東京港グリーンボランティア代表。専門は西洋中世哲学。
内容紹介 ヨーロッパ個人主義の源流を、古代ギリシア、キリスト教、そして、中世スコラ哲学の内に再発見し、その思想の底にあるものを洗い出すことによって、現代日本人が不安な社会の中で生きていくためのヒントを探り出す。
要旨 「個で生きる」というと、すぐにヨーロッパ近代の個人主義が連想される。しかし、そもそも「個人主義」という考えは、どんな発想のもとに作り上げられてきたのだろうか。本書では、ヨーロッパ個人主義の源流を、古代ギリシアと、キリスト教、そして、中世スコラ哲学の内に再発見し、その思想の底にあるものを洗い出すことによって、そこから現代日本人が、この不安な社会の中で生きていくためのヒントを探り出す。「孤立」を恐れることなく、また、そこに逃げ込むこともなく、しかも、「ただ一人でも生きられる精神」の可能性を問う一冊。
目次 序章 個人主義を考える意義;第1章 個の現実と個の思想(個であるとはどういうことか;思想とペルソナ;個の思想とはなにか);第2章 「個であること」の資格(尊大なペルソナ;関係の中にあるペルソナ);第3章 かけがえのない個人(個別性とペルソナ;思惟の孤独の中にあるペルソナ;「自律する個」の思想再論)
ISBN(13)、ISBN    4-480-06203-3
書誌番号 1104081524

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 151.4 一般書 利用可 - 2032996836 iLisvirtual
金沢 公開 Map 151 一般書 利用可 - 2033012740 iLisvirtual