大江健三郎と中上健次 --
井口時男 /著   -- 作品社 -- 2004.11 -- 20cm -- 246p

資料詳細

タイトル 危機と闘争
副書名 大江健三郎と中上健次
著者名等 井口時男 /著  
出版 作品社 2004.11
大きさ等 20cm 246p
分類 910.268
個人件名 大江健三郎
著者紹介 1953年新潟県生まれ。東北大学文学部卒。83年「物語の身体-中上健次論」により群像新人文学賞受賞。文芸批評家・東京工業大学教授。平林たい子文学賞、伊藤整文学賞受賞。
内容紹介 市民社会の逆襲、サブカルチャー化の進行…。1980年代以後、共同体は揺らぎ、超越への途も断たれ、漂流を続ける文学。この「危機」の渦中で、大江健三郎と中上健次の「闘争」が一致して指さす“貧しさ”とは。
要旨 現代文学はどこへ行くのか。市民社会の逆襲、ポストモダニズムの浸透、サブカルチャー化の進行…。1980年代以後、共同体は揺らぎ、超越への途も断たれ、漂流を続ける文学。この「危機」の渦中で、大江健三郎と中上健次の「闘争」が一致して指さす“貧しさ”とは何か。
目次 1 事実は/に復讐する(スキャンダルとアイロニー―大江健三郎;覚醒と脱力―中上健次);2 二つの「空洞」(崇高とユーモア―大江健三郎;愉楽と(の)闘争―中上健次);3 “貧しさ”の方へ(アレゴリーと(しての)根拠地―大江健三郎;“貧しさ”と(しての)小説―中上健次)
ISBN(13)、ISBN    4-87893-694-0
書誌番号 1104083701

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/5545 一般書 利用可 - 2033163080 iLisvirtual