坪井幸生 /著   -- 草思社 -- 2004.12 -- 20cm -- 222p

資料詳細

タイトル ある朝鮮総督府警察官僚の回想
著者名等 坪井幸生 /著  
出版 草思社 2004.12
大きさ等 20cm 222p
分類 289.1
個人件名 坪井幸生
著者紹介 大正2年大分県生まれ。昭和11年京城帝国大学法文学部卒。12年朝鮮総督府に就職。14年咸鏡北道警察部外事警察課長、15年警務局保安課勤務。20年忠清北道警察部長、終戦。九州管区警察局長を最後に39年国家公務員を退官、大分県副知事。1期4年の後に退官。
内容紹介 キャリアとして総督府に入府、警察畑を主管した著者が、対ソ戦略の要路における熾烈な防諜工作と、敗戦にいたる14年余の戦時下朝鮮体験を語る。日朝・日韓関係の誤解を正す、最後の歴史的証言。
要旨 昭和11年、京城帝国大学卒業後、有資格者となって朝鮮総督府に就職、対ソ防諜工作の最前線に立った元警察官僚が、終戦にいたる14年余の朝鮮体験を回想した貴重な手記である。対ソ戦略の要路たる朝鮮半島において、ソ連はいかなる諜報工作を展開し、日本はこれにいかに対処したのか、本書では、戦前・戦中にわたって繰りひろげられたこの「見えざる戦い」の実態が生々しく語られるとともに、敗戦によって終焉した日本の朝鮮統治の実相が冷静な視点をもって描きだされている。日朝・日韓関係の誤解を正す歴史的証言というべき1冊。
目次 第1章 少年時代の転変;第2章 京城帝国大学;第3章 官僚生活のはじまり;第4章 対ソ防諜工作―咸鏡北道外事警察課長:総督府保安課事務官;第5章 忠清北道警察部長;第6章 わが人生の「朝鮮」の終わり;私的「朝鮮」 戦後日韓交友録
ISBN(13)、ISBN    4-7942-1356-5
書誌番号 1104086400
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104086400

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