パクス・ヤポニカの可能性 -- 角川叢書 --
山折哲雄 /著   -- 角川書店 -- 2004.11 -- 20cm -- 330p

資料詳細

タイトル 日本文明とは何か
副書名 パクス・ヤポニカの可能性
シリーズ名 角川叢書
著者名等 山折哲雄 /著  
出版 角川書店 2004.11
大きさ等 20cm 330p
分類 914.6
著者紹介 昭和6年米国生まれ。東北大学文学部卒、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。東北大学文学部助教授、国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授、白鳳女子短期大学学長などを経て、平成13年より国際日本文化研究センター所長。専門は宗教学、思想史。
内容紹介 日本には古来「公家的なもの」によって「武家的なもの」をコントロールする技術があった。国際政治学、宗教学、民俗学など幅広い分野の言説を参照しつつ、日本独自の文明による平和の可能性に迫る刺激的論考。
要旨 人類の歴史は、常に民族と宗教による対立を孕んできた。さらに9・11以後、世界の現体制とこれに反逆するテロ国家という図式が生まれた。「文明の衝突」を回避するために、日本の果たし得る役割とは何か。その手がかりは平安時代と江戸時代にある。世界史上にもまれな長い平和期を築いたのは、国家と宗教がかみ合った固有の政治システムや、神仏共生にもとづく多元主義、独自の貴族趣味であった。日本のあるべき姿を真摯に問い続けてきた著者が、日本で培われた平和思想の可能性に迫り、新たな地平を切り拓く刺激的論考。
目次 「弱い歴史」と「強い歴史」;文明の「断層線」;「自爆テロ」と「文明の衝突」論の行方;文明の「横断線」―「捨身飼虎」図の背景;「飢餓の世紀」に向けて;究極の環境問題―「飢餓」と「肥満」;飢餓を回避する第三の選択;「餓鬼」と「食鬼」の思想;パクス・ヤポニカの可能性;文明対話の調停者〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-04-702127-X
書誌番号 1104087746

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