ダーウィンへの道を開いた化石研究者たち --
クリストファー・マガウワン /著, 高柳洋吉 /訳   -- 古今書院 -- 2004.12 -- 21cm -- 322p

資料詳細

タイトル 恐竜を追った人びと
副書名 ダーウィンへの道を開いた化石研究者たち
著者名等 クリストファー・マガウワン /著, 高柳洋吉 /訳  
出版 古今書院 2004.12
大きさ等 21cm 322p
分類 457.87
件名 恐竜 , 科学者-伝記
注記 The dragon seekers./の翻訳
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1926年東京都生まれ。50年東北大学理学部卒。74~90年東北大学理学部教授。現在、東北大学名誉教授。元日本古生物学会会長、日本古生物学会名誉会員、日本地質学会名誉会員。日本古生物学会学術賞、J.A.クッシュマン賞、日本古生物学会学会賞受賞。
内容紹介 探索に明け暮れた女性の化石販売業者アニング、「恐竜」の名づけ親オーウェンなど、19世紀の英国に生きた彼らが、お互いに絡んで、次々と繰り広げた化石の発見からその売買にいたるまでの事件や行動を活写。
要旨 恐竜については誰でも知っているが、その発見の過程とダーウィンの進化論の誕生とが絡み合っていたことはほとんど知られていない。それを解き明かした本書には、神秘のベールに包まれていた太古の世界の動物について、しばしば断片化していた化石を集めて理解するために苦闘した、並はずれた化石研究者たちが登場する。オックスフォード大学の地質学の初代教授だったバックランド、その親友の聖職者であり古生物学者のコニベア、探索に明け暮れた女性の化石販売業者アニング、化石に憑かれた医者で古生物学者のマンテル、化石修復に異能を発揮した奇人の収集家ホーキンズ、フランスのキュヴィエに並ぶ名声を博した解剖学者であり、「恐竜」の名づけ親オーウェン、バックランドの弟子で弁護士だったライエル、そのライエルの『地質学原理』を抱えてビーグル号の航海に出たダーウィンなど、19世紀の英国に生きたこれら個性的な人たちが、互いに絡んで、次々と繰り広げた化石の発見からその売買にいたるまでの事件や行動が活写される。まさに科学とは無味乾燥で退屈であってはならないことを示した、ノンフィクション・ドラマと言えるだろう。
目次 海辺の竜;聖書と岩石;チョーク採石場と蛭;暗黒の世界;意外な新事実;イグアナの歯;もっともな原因;もっとたくさんの巨獣;自然を改良する;コーニグ氏遺憾とする;教授と博物学者;地すべり、氷河そして暴動;恐竜と種について;衰退と死;海のほとり
ISBN(13)、ISBN    4-7722-8037-5
書誌番号 1104089328

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 457.8 一般書 利用可 - 2033257778 iLisvirtual