悲劇の思想 --
テリー・イーグルトン /〔著〕, 森田典正 /訳   -- 大月書店 -- 2004.12 -- 20cm -- 457,36p

資料詳細

タイトル 甘美なる暴力
副書名 悲劇の思想
著者名等 テリー・イーグルトン /〔著〕, 森田典正 /訳  
出版 大月書店 2004.12
大きさ等 20cm 457,36p
分類 901.2
件名 悲劇
注記 Sweet violence./の翻訳
注記 索引あり
著者紹介 【イーグルトン】1943年生まれ。ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで学ぶ。オックスフォード大学英文学教授を経て、現在、マンチェスター大学文化理論教授。「文学とは何か」「ポストモダニズムの幻想」「ゲートキーパー」など著書多数。
内容紹介 文学とドラマトゥルギーの主要テーマたる「悲劇」は、もうその役割を終えたのか。思想史のなかに悲劇をめぐる言説をたどり、文学形式と現実生活の結び付きを壮大なスケール、緻密な論証をもって探求する。
要旨 文学とドラマトゥルギーの主要テーマたる「悲劇」が、イーグルトンの手によって哲学、倫理学、心理学、神学、政治の舞台に移され、さらに文学と舞台と思想の高みからリアルな人間生活の地平に降り立たされる。エウリピデス、ソポクレス、メルヴィル、フローベール、ドストエフスキー、ゲーテ、カフカ、トーマス・マン、ハーディ、エリオットなどの作品における「悲劇」観が、アリストテレス、プラトン、聖アウグスティヌス、デカルト、パスカル、スピノザを経て、ヘーゲル、キルケゴール、ニーチェ、サルトルに到る西洋主流の政治的・哲学的思想の流れに織り込まれて、徹底的な分析と精査をうける。「悲劇の死」という問題に正面から取り組み、悲劇の現代的意義を主張する長年の研究の最良の成果。
目次 第1章 廃墟の理論;第2章 苦悩の価値;第3章 ヘーゲルからベケットへ;第4章 英雄たち;第5章 自由・運命・正義;第6章 憐れみ、恐れ、快楽;第7章 悲劇と小説;第8章 悲劇と近代;第9章 悪魔;第10章 トーマス・マンのハリネズミ
ISBN(13)、ISBN    4-272-43064-5
書誌番号 1104089329

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 901.2/43 一般書 利用可 - 2033262445 iLisvirtual
都筑 公開 Map 901 一般書 利用可 - 2071357123 iLisvirtual