活字文化はどのようにして定着したか --
香内三郎 /著   -- 晶文社 -- 2004.12 -- 22cm -- 534,15p

資料詳細

タイトル 「読者」の誕生
副書名 活字文化はどのようにして定着したか
著者名等 香内三郎 /著  
出版 晶文社 2004.12
大きさ等 22cm 534,15p
分類 019.02
件名 読書-歴史
注記 索引あり
著者紹介 1931年大連生まれ。東京大学文学部卒。東京大学新聞研究所教授を経て、東京経済大学教授。2002年退任。専攻はマス・コミュニケーション論、イギリス言論史。
内容紹介 ピューリタン革命から名誉革命にいたる激動のイギリス17世紀、ホッブズ、ミルトン、デフォーらの言説に分け入り、活字がコミュニケーションの中心となる時代を鮮やかに蘇らせる、碩学の大著。
要旨 グーテンベルク以後、活版印刷術はヨーロッパじゅうにひろまり、本やパンフレットが大量に印刷されるようになった。だからといって、人々はすぐに本を読むようになったわけではない。「読む」という、ごくありふれた日常的な行為にも歴史がある。今日の私たちがそうであるような「読者」はいつごろ、どのようにして誕生したのだろう。イギリス17世紀、ホッブズ、ミルトン、デフォーたちの言論活動にわけいり、近代ジャーナリズムが成立し、手書きや口頭にかわって活字文化がコミュニケーションの中心となる時代をよみがえらせる。
目次 「イコン」「イメージ」論争の歴史的意味―近代開幕期における影像と言葉;聖書の「四つの意味」とその解体―「字義通り」の読みの優位;「近代的」読み方の誕生―「読むこと」の効力測定様式;「週刊」新聞の社会的定着―定期性をもったジャーナリズムの出現;ピューリタン革命の「言説」空間―ライターの想定した読者像とその論理;「手書き」論文から「活字」の世界へ―ホッブズの二つの論争と論証の方法;クロムウェル治下における「寛容」の限界―ジェームズ・ネイラーの「ブリストル入城事件」;イギリスにおける「カズイストリー」の運命―近代ジャーナリズム成立論史序説;「仮面」の操作と「言論」主体の成立―ケース神学の世俗化と近代ジャーナリズム
ISBN(13)、ISBN    4-7949-6640-7
書誌番号 1104089393

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 019.0 一般書 利用可 - 2033180228 iLisvirtual
山内 公開 Map 019 一般書 利用可 - 2033247179 iLisvirtual
公開 Map 019 一般書 利用可 - 2033798582 iLisvirtual