スターリン体制への叛逆 --
佐々木力 /編訳, 山本義隆 /編訳, 桑野隆 /編訳   -- みすず書房 -- 2004.12 -- 20cm -- 331,4p

資料詳細

タイトル 物理学者ランダウ
副書名 スターリン体制への叛逆
著者名等 佐々木力 /編訳, 山本義隆 /編訳, 桑野隆 /編訳  
出版 みすず書房 2004.12
大きさ等 20cm 331,4p
分類 289.3
個人件名 ランダウ,レフ・ダヴィドヴィチ
注記 索引あり
著者紹介 【佐々木】1947年宮城県生まれ。69年東北大学理学部卒。同大学大学院理学研究科博士課程を経て、76~80年プリンストン大学留学。80年東京大学教養学部講師、83年助教授、91年以降教授。国際科学史科学哲学連合科学史部門理事等。サントリー学芸賞受賞。
内容紹介 20世紀ソ連科学界を代表する物理学者レフ・ランダウ。ソ連崩壊にともなって解禁された、ランダウ逮捕に関するKGB資料を中心に、関連論考を集成し、ランダウの科学思想と知られざる政治的叛逆の謎を解明する。
要旨 20世紀ソ連科学界を代表する物理学者レフ・ランダウの名は、世界的名著とされるリフシッツとの共著『理論物理学教程』により日本でもよく知られている。また、1962年、凍結した路面での輪禍により重体に陥り死の淵をさまよった彼が、国際的医師団の懸命の治療によって一命をとりとめるや、“モスクワの奇蹟”として全世界に報道され、その回復を鼓舞するかのように同年ノーベル賞が授けられたことは、いまも人々の記憶に残っている。だが、この事故の四半世紀前にランダウが、ほぼ確実に抹殺されるはずだったもう一つの危機を生き延びてきたことを知る人は少ないだろう。1938年4月27日深夜、彼は内務人民委員部によって突如逮捕され、まる1年を獄窓に過ごさなければならなかったのである。本書は、ソ連崩壊にともなうグラスノスチによって解禁された、ランダウ逮捕に関するKGB(秘密警察)資料を中心に、関連論考を集成し、ランダウの科学思想と彼の知られざる政治的叛逆の事績を明らかにするものである。
目次 第1部 生の軌跡と学問(レフ・ダヴィドヴィチ・ランダウ(一九〇八‐六八);若き日のランダウ―コペンハーゲン時代の思い出;ランダウをめぐる若干の回想;物理学に志す学生へのランダウの率直な助言 ほか);第2部 政治的抵抗の記録(レフ・ランダウの最高機密生活;レフ・ランダウ―獄中の一年;ランダウの戦後政治思想―一九四七‐五七年)
ISBN(13)、ISBN    4-622-07119-3
書誌番号 1104090679
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104090679

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 289/ラ 一般書 利用可 - 2033296544 iLisvirtual
金沢 公開 Map 289/ラ 一般書 利用可 - 2034071511 iLisvirtual