イギリスの世界戦略 -- 朝日選書 --
梅川正美 /編著, 阪野智一 /編著   -- 朝日新聞社 -- 2004.12 -- 19cm -- 216,18p

資料詳細

タイトル ブレアのイラク戦争
副書名 イギリスの世界戦略
シリーズ名 朝日選書
著者名等 梅川正美 /編著, 阪野智一 /編著  
出版 朝日新聞社 2004.12
大きさ等 19cm 216,18p
分類 319.33
件名 イギリス-対外関係
個人件名 ブレア,トニー
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 【梅川】1949年熊本県生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程中退。専門は政治学。名古屋大学助手、ウォリック大学ヴィズィティング・フェローなどを経て、91年より愛知学院大学教授。
内容紹介 「大量破壊兵器」という大義が崩れても、イギリスはなぜ、アメリカの戦争政策の後を追うのか。対米軍事追随、議会や内閣の空洞化と官邸権限の拡大など他国のこととは思えないイギリスの内政と外交の現状を分析する。
要旨 「大量破壊兵器」という大義が崩れても、イギリスはなぜ、卑屈なまでにアメリカの戦争政策の後を追うのか。ブレアを戦争に駆りたてたのは、冷戦後の世界秩序のなかで再び覇権を握ろうとする“大英帝国”への壮大な野望だった。国内では、保守党対労働党の対立軸が崩れるなか、ブレア流社会民主主義に率いられて軍事大国をめざす「ニュー・レイバー」、議会を軽んじて国民への情報を操る首相の出現など、政治変化が加速している。外交では、米欧協調への指導権を模索しながら、かえって独仏との溝を深め、対米外交に軸足を置くしかないブレア外交の苦渋が続く。対米軍事追随、議会や内閣の空洞化と官邸権限の拡大など他国のこととは思えないイギリスの内政と外交の現状をイギリス政治研究者が多角的に分析する。
目次 第1章 バスラへの進撃―イギリス軍の戦争;第2章 ブレアの世界戦略―大西洋共同体;第3章 大英帝国の形と米英関係―歴史上の背景;第4章 フランスやドイツとの対立―米欧架橋外交の限界;第5章 労働党内部からの批判―ゆがめられた外交政策;第6章 ブレアを支持した保守党―思わぬ援軍;第7章 つくられた「イラクの脅威」―ブレアの情報操作;第8章 国民世論の分裂―ブレアの支持か不支持か;タイムライン―イラク戦争関係年表
ISBN(13)、ISBN    4-02-259866-2
書誌番号 1104090695

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保土ケ谷 公開 Map 319.3 一般書 利用可 - 2033245605 iLisvirtual