ジョナサン・サフラン・フォア /著, 近藤隆文 /訳   -- ソニー・マガジンズ -- 2004.12 -- 20cm -- 406p

資料詳細

タイトル エブリシング・イズ・イルミネイテッド
著者名等 ジョナサン・サフラン・フォア /著, 近藤隆文 /訳  
出版 ソニー・マガジンズ 2004.12
大きさ等 20cm 406p
分類 933
注記 Everything is illuminated./の翻訳
著者紹介 【フォア】プリンストン大学入学、哲学専攻。同大学の教授で著名な作家でもあるジョイス・キャロル・オーツの薫陶を受けた後、小説を本格的に執筆するようになる。卒業後、数々の仕事を経て、本書を執筆。ガーディアン新人賞受賞。ブルックリン在住の27歳。
内容紹介 ナチスから祖父を救った女性を探すユダヤ人系アメリカ人の物語。全米で100万部を突破したガーディアン新人賞受賞作で、イライジャ・ウッド主演映画の原作であるベストセラー小説、待望の日本上陸。
要旨 冒頭から結末までの語り口が異彩を放つ。ジョナサンの思いは、お供であったアレックスに送る、旅での経験を小説仕立てにした文書となり言葉にされ、物語の語りの一角を占める。一方のアレックスの語りは、ジョナサンへの返信としての手紙と、独自の観察眼による手記というふたつの形式が用いられている。ことにアレックスの語りには、誤った語法や言葉遣いで演出される独特のおかしさがともなう。しかし、そうしたムードが漂っているからこそ、祖父の過去に触れる場面など、シリアスな部分の哀れみが助長される。「ユーモアだけが、悲しい話を真実として伝えられる」といった件が小説の中で出てくるが、アレックスの語りこそが、それをなぞるもののように思えてくる。十八世紀から第二次大戦時、さらには現代と、時代の壁をいとも簡単に超えてしまう巧みに構成された小説スタイルは、謎が謎を呼ぶ神秘性を帯びた物語を生み、ひとたび読み始めたら、その人間の心をつかんで放さない魅力を持つ。ガーディアン新人賞受賞。
ISBN(13)、ISBN    4-7897-2413-1
書誌番号 1104090712

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 933/10205 一般書 貸出中 - 2033296471 iLisvirtual
公開 933/フ 一般書 貸出中 - 2033824176 iLisvirtual