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【図書】 草枕と旅の源流を求めて

万葉の多胡・田子浦の歌 -- 智慧の海叢書 --
吉田金彦 ／著   -- 勉誠出版 -- ２００４．１２ -- １９ｃｍ -- ２０８ｐ

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タイトル 草枕と旅の源流を求めて
副書名 万葉の多胡・田子浦の歌
シリーズ名 智慧の海叢書
著者名等 吉田金彦 ／著  
出版 勉誠出版 ２００４．１２
大きさ等 １９ｃｍ ２０８ｐ
分類 911.125
件名 文学地理－群馬県
注記 文献あり
著者紹介 １９２３年香川県生まれ。４９年京大文学部卒。大阪外大等を経て現在姫路獨協大名誉教授、訓点語学会名誉会員。８１年私設日本語語源研究所を起こし、研究会を主宰。京都地名研究会代表理事。２０００年度春の叙勲で研究教育功労賞を、０３年日本精神文化学会の学術研究賞を受けた。
内容紹介 なぜ、「旅」は「草枕」なのだろうか。そして、「草枕」を枕詞にもつ群馬県の古地名「多胡」、赤人の「田子浦」との関わりとは何なのか。万葉の原点から徹底的な語源研究と現地調査により、古代東国のロマンに迫る。
要旨 なぜ、「旅」のことを「草枕」と言うようになったのだろうか。なぜ、「草枕」を冠して群馬の古地名「多胡」が歌に詠まれたのだろうか。万葉集における「旅」と旅の形容詞「草枕」、それに関して「群馬」の由来とその古地名「多胡」、山部赤人の「田子浦」について、文学・歴史・地理・地名などの総合的視点から、その由来を地名学的に考察する。
目次 １　万葉の旅（旅というもの；停滞した旅の解釈　ほか）；２　草枕の多胡（「草枕―多胡」への正解なし；「草枕」は馬庭の渡しか　ほか）；３　国語学から多胡碑のナゾに迫る（多胡郡の各郷の意味；俘囚郷の意義と重要性　ほか）；４　もう一つの「多胡の恋歌」（間違いだらけの万葉東歌の解釈；道に迷ったら最初に戻れ　ほか）；５　「たご」（多胡・田子）の語源（頼りない在来の地名語源辞典；「たご」（田子）は「かこ」（水夫）の類語「たぎこ」（手児）　ほか）
ISBN(13)、ISBN 　　 4-585-07117-2
書誌番号 1104092098

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中央 書庫 911.1/3842 一般書 利用可 - 2033326567 iLisvirtual

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