イギリス・ロマン派文学の底流 -- 増補改訂版 --
松浦暢 /著   -- アーツ・アンド・クラフツ -- 2004.12 -- 22cm -- 295p

資料詳細

タイトル 宿命の女
副書名 イギリス・ロマン派文学の底流
版情報 増補改訂版
著者名等 松浦暢 /著  
出版 アーツ・アンド・クラフツ 2004.12
大きさ等 22cm 295p
分類 931
件名 詩(イギリス)-歴史 , 婦人(文学上)
注記 初版:平凡社1987年刊
注記 文献あり
著者紹介 1931年高知市出身。神戸大学文学部卒。77~78年オクスフォード大学客員研究員兼同大学院特別研究生。現在、成城大学名誉教授。
内容紹介 謎めいて、可愛くて、悩ましい女たちが、19世紀イギリスの芸術作品を多く賑わせた。のちに〈宿命の女〉と名付けられた彼女たちと表現者との関わりを通して、近代文学・絵画を読み解く。
要旨 謎めいて、可愛くて、悩ましい女たちが、19世紀イギリスの芸術作品を多く賑わせた。のちに“宿命の女”と名づけられた彼女たちと表現者との関わりをとおして、近代文学・絵画を読み解く。
目次 第1章 愛に殉じた“宿命の女”(“宿命の女”のプロトタイプ―キーツ「冷たい美女」;愛の無惨と狂気―キーツ「イザベラ めぼうきの鉢」;妖精のあらしの結末―キーツ「聖アグネスの夕べ」);第2章 妖魔の国の女たち(異類婚の悲劇 蛇女の系譜1―キーツ「レイミア」;呪われた男女両性愛 蛇女の系譜2―コールリッジ「クリスタベル」;魔性の女―サーシー『エンディミオン』第3巻);第3章 霊・肉のヴィーナス(愛のダイモンの謎―シェリー『エピサイキディオン』;エロスとサイキの図像―キーツ「サイキのうた」 ほか);第4章 ラファエル前派の“絶世の美女”(神秘的な愛の交流―ロセッティ「天国の乙女」;愛と追憶の歴史―ロセッティ『生命の家』 ほか);第5章 呪縛の愛から退廃のエロスへ(呪われた純愛―テニソン「シャロット姫」;詩人のマゾヒズム―スウィンバーン「ドローレス」、「ヴィーナス賛歌」 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-901592-25-4
書誌番号 1104093940

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