Atiyah-Patodi-Singerの指数定理 --
R.B.メルローズ /著, 内山康一 /訳   -- シュプリンガー・フェアラーク東京 -- 2004.12 -- 22cm -- 453p

資料詳細

タイトル 境界つき多様体のディラック作用素
副書名 Atiyah-Patodi-Singerの指数定理
著者名等 R.B.メルローズ /著, 内山康一 /訳  
出版 シュプリンガー・フェアラーク東京 2004.12
大きさ等 22cm 453p
分類 413.63
件名 微分方程式
注記 The Atiyah-Patodi-Singer index theorem./の翻訳
注記 文献あり 索引あり
要旨 マサチューセッツ工科大学における講義録をもとにして、著者メルローズが自ら書き下ろした体系的解説書“The Atiyah‐Patodi‐Singer Index Theorem”の日本語版である。本書で著者は、大域解析学の代表的定理である「境界のない多様体」の指数定理を模範として、「境界つき多様体」の指数定理の基礎概念の準備から始めている。そして定理の定式化、証明、応用までを、解析学の視点から詳述している。著者が創始した本書の基本概念である「b幾何」「b計算法」のbとは、境界(boundary)のこと。本書を通じて著者は、境界つきコンパクト多様体の基本結果であるAtiyah‐Patodi‐Singerの指数定理を、境界で退化するディラック作用素で明快に定式化し、証明の骨組みを述べ、b幾何と擬微分作用素のb計算法で肉付けている。定理の証明を軸にして、爆発操作による漸近解析の単純化、境界つき多様体の上の熱核の方法、リスケーリングなど、洗練された技術と考察に富み、幾何への応用など多様な話題が展開されている。
目次 序章 APS定理と証明のあらすじ;第1章 常微分作用素;第2章 完全b幾何;第3章 スピン構造;第4章 略式b計算法;第5章 本式b計算法;第6章 相対指数、コホモロジーおよびレゾルベント;第7章 熱計算法;第8章 局所指数定理;第9章 証明の再論と応用
ISBN(13)、ISBN    4-431-71053-1
書誌番号 1104094421
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104094421

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