丹生谷貴志 /著   -- 青土社 -- 2004.12 -- 20cm -- 249p

資料詳細

タイトル 三島由紀夫とフーコー〈不在〉の思考
著者名等 丹生谷貴志 /著  
出版 青土社 2004.12
大きさ等 20cm 249p
分類 910.268
個人件名 三島 由紀夫
著者紹介 1954年生まれ。東京芸術大学卒。神戸市外国語大学教授。著書に「ドゥルーズ・映画・フーコー」「天皇と倒錯」「女と男と帝国」「死体は窓から投げ捨てよ」「死者の挨拶で夜がはじまる」「家事と城砦」「砂漠の小船」「光の国あるいはvoyage_en_vain」などがある。
内容紹介 フーコーと三島由紀夫。観念ではなく物質としての〈不在〉を浮上させた二人の思考を〈死〉〈恋〉〈島〉において初めて出会わせ、「日本」と「グローバリズム」を迎え撃つ、強靱にして柔らかい思想 文学を構想する。
要旨 哲学の臨界で考え、斃れたフーコー。文学の臨界で書き、自殺した三島由紀夫。観念ではなく物質としての“不在”を浮上させた二人の思考を“死”“恋”そして“島”において初めて出会わせ、「日本」と「グローバリズム」を迎え撃つ、強靭にして柔らかい思想/文学を検証する。
目次 序章 「何もない」が現れる;1 ミシェル・フーコーによる哲学史(神は細部に宿りたまう―マイスター・エックハルトからフーコーへ;分け前―カントからフーコーへ);2 三島由紀夫による文学史(三島とリアリズム;成熟の年齢―吉本隆明と三島由紀夫);3 “恋”と“死”(死ぬことと見つけたり―『葉隠』と三島由紀夫;孤島と恋、そして散‐歩―新たなるバロック;クローンのファンタズマ―フーコー以後の「福祉社会」);終章 幽霊論
ISBN(13)、ISBN    4-7917-6165-0
書誌番号 1104094929
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104094929

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